11月末に日本ラグビー協会(JRFU)の舵を執る岩渕健輔専務理事が単独インタビューに応じた。

 

お題は男子15人代表に絞り込んだ。

 

それ以外に聞きたいことは数多あったが、それを聞くと書き上げるまでに膨大な時間を要し、焦点がぼやける恐れがあったからだ。

 

時期代表指導者選考の最中ということもあり、オファーを受けるかは専務理任せという相談だったが、このタイミングで書いておきたかったのは、「次は誰?」ではなくて、ジェイミー・ジャパンが終わるまでの足跡、そしてここまでのジャパンの取り組みや国内、海外のラグビーの流れ、動向を踏まえた上で、おそらく歴代専務理事の中でも最もクレバーな男は、何をしてきたか、そして何を考え、何を目指すのか。そんなことを、まとめておきたかった。

 

 

 

 

 

 

小生もだが、読んだ方の中でも頷けるもの、異論反論も多々あるだろう。

それを踏まえた上で、これからジャパン・ラグビーが何にチャレンジしていくかの、1つの判断材料や指針、もしくは叩き台になる話が語られている。

 

相当絞り込んだものでもボリュームは3編となったが、今回は前編、中編を同時アップして、明日10日には後編のアップを目指す。せわしない上げ方になったのは、週明けの〝スケジュール〟のためだ。

 

インタビューの内容からしても、ジャパンの新指導者確定前にアップしたかった。そのために、週明けまでにコラム掲載を片付けておきたかったのだ。

 

報道でも浮上しているように、早ければ週前半にはかなり具体的な動きがあるだろう。もう、すでに数週間前には決まっていたものを、ようやく正式な手続きを経て最終確定しようという段階だ。

 

このインタビューを準備する上で、新指導者決定の後という選択肢もあったが、そうなると岩渕専務理事の戦略、頭の中にある構想が薄らいでしまうため、すこし無理しても人事より前に書き上げ、アップしたいとう個人的な思惑もあり、リーグワン開幕の週末に詰め込むことになってしまった。

 

この週末は、ピッチ上のやり合い、勝ち負けに関心がいく方も多いだろう。そんなゲーム中心の週末の〝箸休め〟にでも目を通していただければという思いだ。