こちらの不都合で、ようやくフランスでの最終稿をアップした。

土曜日には上がっていたのだが、お知らせが遅くなりました。

 

 

 

 

何度か呟いてきたが、ピッチ内の戦いという意味では、最高の大会だった。

特に、決勝トーナメントは、3位決戦も含めて驚く程の好ゲーム揃い。

サンドニに釘付けではあったが、残った甲斐のある大会だった。

 

コラムのアップが遅れた理由の1つは、彼らのピッチ外での強さについての表記が、書き進める毎に重くなってしまったからだと明かしておこう。

 

だが、このチームの勝利、躍進については、彼らが背負う使命なしに描くのは、個人的には難しい。シヤ・コリシの発言は、あまりにもパッションとミッションに満ちている。

 

ただ、南アフリカという国だけが、特別な境遇に置かれ、その代表チームだけが、特別な使命を担っているという解釈はしたくない。帰国後の〝ボカ〟と彼らを取り囲む国民の姿から感じるのは、自分たちの国でも、もっと代表チームが果たせる役割があるのではないかという思いだ。

 

無理して「国民のため」と叫ぶ必要はない。だが、日本代表が果たせること、果たすべきことは、いくらでもある。そこにコミットメントしていくことがあって、さらに日本代表とファン、国民の絆や期待、何故戦うのか、勝ちたいのかということが明確になる。