トゥール―ズの戦いに、ナントのゲームも加えて。
すこし遅めのアップになりましたが、そのぶん、次のナントも踏まえて。
「想定内」って言葉があるが、いまのジャパンは、ポジティブな想定内の下弦をかろうじて(4点差で)通過しているという状態だろう。
7月の状態を見れば、サモア戦も危ういところから持ち直している。
アタック面は、3トライに留まったとはいえ、得点差重視のPG選択を考えればやむを得ない。
アップした記事でも触れたが、ここまでのゲームで目を見張る、つまりネガティブな想定内からチームをポジティブな想定内へと引き上げたのは、バックローの奮闘と称えたい。
もちろん、ピッチに立った15人は総じて防御での奮闘を見せているが、その中でも際立つのが6、7、8の背番号の3人。ちなみに、記事の中では触れていないが、3列以外のタックル回数で目を惹く選手はPR稲垣啓太、HO堀江翔太ら。BK勢が顕著な数字ではないのは、相手チームがジャパンのどこを突いてきているかを示している。次のナントも、そんなゲームになるのだろう。
スコアが見事に物語るのは日本、アルゼンチン、サモアが、非常に近い実力でプールを戦って入ることだ。ここまでの3チームのスコアを確認すると―
ARG 19-10 SAM
JPN 28-22 SAM
こんなスコア差が、見事に「いま」の実力を物語っている。
この数字から〝ナント決戦〟を想定することは出来るのだが…結末は如何に。
これから次戦前に用意しているのは、古い仲間の物語りだ。
その男とも意見が共通するのは、アルゼンチンもベストな状態ではないということ。そこに謎がある。大会前の1シーズンでロス・プーマスが見せた、鮮やかな戦ぶりをまだ完全に演じ切れていない。
だからこそ、付け入る隙はある。

