これまでの観戦試合は9.8のサンドニから、2週間プラスで6試合。そこまで大忙しではないが、コラムの紹介など怠っていたので、アルゼンチンーサモアに備えるサンテティエンヌの朝を利用して。
もうかなり昔のように感じるイングランド戦を踏まえてのものだが、ゲーム直後に書いたものから同じく、すこし前向きだ。
コラム中でも触れているように、僭越ながらすこし低めの目線でジャパンを見ていたので、濃紺ジャージーのレッドローズに向き合った桜のジャージーを、若干ポジティブに感じた80分だった。
得点力の低さは、かなり厳しいが、ようやく日本の精度、組織で戦うプレーがスクラムと接点でみえてきた。
ただし、それが勝利への免罪符ともいえないのが、残りの対戦相手でもある。
ただし、サモアに関しては、日本が見せ始めた精度という点では穴があると期待したい。そこを、どう突き、崩せるか。そんな意味でも、今夕のサンテティエンヌは注目のゲームになる。
山中亮平の加入も、理想をいえばサモア戦で〝効果〟を得たい。
合流即メンバーは常識的にはどうかと思うが、幸いなことはサモア戦までの時間が相当にあることと、ここまでの4年間、かなりの時間を代表でプレーしてきた亮平さんのことだ。いまの組織を理解して、入り込める可能性は十分にある。最低でも、ベンチでのリスト入りを期待したい。
ニースから内陸へと移動して、この日は最高でも20℃を下回りそうだ。
まずは、お相手のお手並み拝見といこう。