いよいよ注目の開幕戦だ!

現地時間は、まだ朝の10時前。昨日発見したレバノンレストランに行くにはまだ早すぎるので、第3話を書き始める。

 

油断は禁物だが、サンドニの雰囲気が変わってきた。以前は物騒な町だったが、スタットまで徒歩20分の〝我が家〟までの横丁は、どこも深夜帯でも穏やかだ。あまりお勧めは出来ないにしても、バイト帰りか女の子の独り歩きも。

 

 

▲ウチの近所はこんなカンジ。すこし奇麗目エリアだけど

 

 

なによりも、再開発でどデカいオフィスが乱立して、まるでトランジットした某国の佇まいのよう。SNCF(フランスのJR)やBOSHIなどビックネームの社屋も威容を誇る。

CDGから列車でサンドニに来た時も、やはり生活が苦しそうな人たちがプラットホームに多かったのは、空港から4、5駅くらい。パリに近づくに連れて、おそらくアパート代も高騰して、サンドニも10年前の住民が暮らしづらくなっているのか。そうなら、行政もうまい事再開発をしていることになる。

 

近所のパン屋も、クロワッサンとショートコーヒー(ま、エスプレッソだな)は許容範囲。皮のクリスピーさは低いが、頬張ると嫌味のない程度にバターの香りが広がる。お店は〝ヨガの国の人〟がやっているが味は悪くない。こういう時は、味音痴の舌に感謝だね。

 

 

 

 

昨日は、フランスのキャプテンズランに。10時開始が11:09にチームは姿を現した。どうやら交通渋滞にやられたようだが、日本遠征でも渋滞にブチ切れていたと聞くガルティエがどんな顔をしていたのか。残念ながら会見は不参加(よもや渋滞でご機嫌斜めで?)だったが、LO(ロック)カメロン・ウォキは「(交通の影響での遅刻は)行政府にはがっかりだが、明日はちゃんとスムーズに着けるように準備したい。チームは興奮しているし、サポーターが相手にプレッシャーをかけて、我々のパフォーマンスを後押ししてくれるはず」と、渋滞のフラストレーションも、フランス国民の応援で吹き飛ばすに意気込みだ。

 

 

▲さすが「ツール」の国。歩行者と自転車の比率は50:50!決して細道ではない

 

あまり楕円ネタを書くのが趣旨ではないが、15分程の公開だった練習では、FWが密集サイドのエリアに積極的に仕掛けていくプレーを繰り返していた。15分なので、練習全体のウエートはわからないが、Absのケイン、サベア、パパリという強力な バックローと真っ向勝負で自信アリと感じた。相手の強みもねじ伏せて、初戦を突破しようという思惑なのか。

 

 

▲お恥ずかしながらの我が家。散らかしてますが、ソファベッドは予想

外。でも寝心地も予想外にgood👍左がシンク、IH調理台と冷蔵庫ね

 

 

取材の後は、同業者とスタジアム横のカフェに寄り道したが、戦の前の静けさのような静かさ。もちろん、試合もイベントもないのに、こんなとこ来るヤツもいないと思っていたが、観戦ツアーらしきオジサングループもポツポツと。おじさんも待ち切れないキックオフまで11時間あまり。