なかなかの好ゲームでした。

日本 38-19 サモア

 

日本が劇的なインジュアリータイム4分のトライで、ボーナスポイント付きの勝ち点5をゲットという劇的な展開に、スタンドも沸きましたねぇ。

 

なんだかテレビドラマのような試合でした。

サモアが、これまでの試合よりも自分たちのプレーをコントロールしてきたため、反則やラフプレーが、彼らの基準では少なかったことが、いい試合を演出したのは間違いないですね。

自慢のパワーで、勇猛果敢にトライを取りに行ってもいいチームが前半3PG。トライよりも、しっかり日本にスコアで食らいつき、どこかのチャンスでゲームをひっくり返すシナリオを、頭に叩き込んでプレーしていたのでしょう。

 

日本もワントライでひっくり返されるような展開だったため、ボーナスがいただける4トライ狙いよりも、しっかりとセーフティーリードを奪うことに集中せざるを得ない状況。試合中は、「4トライを奪うには時間が足りないかな?」などと思いながらの観戦でした。

なので、終盤に来てWTB松島幸太朗、福岡賢樹両選手のトライで勝ち点1を奪い取ったのは、われわれの窺い知れない力が働いたようなストーリ。最後の最後で、フリーキックから攻撃してもいいサモアが敢えてスクラムで勝負を挑み、それが逆に日本ボールとなり、4トライ目が生まれたことも劇的でした。

 

ドライビングモールから、結果的にこの日の決勝トライを奪ったNO8姫野和樹選手は、この最後のスクラム戦について「みんな諦めずにやった結果が運よくこっちにボールが転がってきたけど、サモアがFKをもらったときにボーナスポイントを取りに行くという意地を見せてくれたと思うし、本当にいい試合だったと思います」と相手の選択も称えながら、振り返ってくれました。

 

圧倒的に個人的な見解ですが、主将じゃなかったFLリーチ・マイケル選手良かったわ。

ミスタックルとかもあったので、マイナスポイントもあるだろうけど、前半27分のCTBラファエリ選手のトライにつなげたターンオーバー、32分のサモアのショートパントを背走しての好捕、後半19分の自陣ゴール前のサモア・スクラムで、相手NO8をねじ倒して、ラック状態から前へと出たプレーなど、いぶし銀のプレーで魅せてくれました。

この日は取材できませんでしたが、主将を譲ったことが発奮材料になったのか、それともプレーに専念できることが好プレーを生んだのか…。どこかで聞いてみます。

 

これでプールAの順位は下記のようになりました

 

            勝分敗 勝ち点

① 日     本  3 0 0 14

② アイルランド   2 0 1 11

③ スコットランド  1 0 1 5

④ サ   モ   ア  1 0 2 5

⑤ ロ  シ  ア  0 0 3 0

 

残り2試合をしっかりと勝てるであろうアイルランドが結構いい位置にいます。そして、大会前から言われていた通り、日本とスコットランドの一騎打ちの様相です。

スコットランドが次戦でロシアから勝ち点5を奪うことを前提とすると、注目の最終戦はスコットランドが勝ち点5を獲得すると日本の敗退が確定。もし勝ち点4止まりなら、日本が負けながらもボーナスポイント2点、つまり7点差、4トライ以上をクリアしたときは日本が8強入りといい状況です。

 

日本中が固唾をのんで見守る試合になりそうですね。

 

まだ三河の屋根が閉じない屋根付きスタジアムです。

明日は、早朝に熊本へひとっ飛びなんで、このヘンでサクっとおしまいです。

 

おやすみー