▼リポビタンDチャレンジカップ2019 埼玉・熊谷ラグビー場
南アフリカ代表 41—7(前半22—0) 日本代表
残念ながら、完敗でした。
世界トップクラスの相手に、4年前の再現はやはり簡単ではない。
スコア的には、もし失点を30点台までに抑えることができればとは思っていたんですが41点とは。ちょっと言い訳がましいけど、インターセプトからの失点など、完全に崩されてではない失点もあったので〝30点台〟ともいえそうですがね。シビアに判断すれば、そんなアクシデンタルな失点も含めて、41点は41点であるともいえますよね。
お世話になっているTHE ANSWERさんにも原稿を用意しているので、今夜はほどほどの内容なんですが、やはりティア1との力の差はありますよね。
今年は、ここまでティア2との試合が続いていたので、「どうかな」という不安はありましたが、ワールドカップ本番も、大きなチャレンジになるのは間違いないということです。
ブレークダウンやスクラムで完全に圧倒されるという状態ではなかったのは、この1、2シーズンの成果でしょうね。でも、アタックの部分で強みを出すことはできなかった。いままではゲインラインを切れた攻撃で、この日の南アフリカの防御は、ゲインラインを越えさせないパワーを見せていました。
日本代表の核弾頭と期待のNO8アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコミュニケーションズ)ですら、ほとんどゲイン切れませんでしたからね。
重要なのは、本番でアイルランド、スコットランド両代表と、どこまで渡り合えるかです。きょうの、深緑の壁のような圧力はないと思います。ただし、フェーズを重ねても我慢強く守られると、この日のように寂しい得点という状況もあるでしょうね。
ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは、わずか1トライに終わったことに対して「南アフリカがキックを蹴り続けて、攻撃させない戦い方をしてきた」と話しています。その通りでしょうね。そういうディフエンシブな戦い方をされると、自信を持っていた攻撃でも1トライだった。ここを、20日の開幕までに、もうすこし細かくいえば、勝負のアイルランド、スコットランド戦までに、どう〝剣を研ぐ〟ことができるか。
FLリーチ マイケル主将(東芝)は、「ワールドカップ前にトップの国と対戦できてよかった。この試合がワールドカップへのいい準備になる」と前を向いています。
大会前の試合は終わりました。これからは、時間との戦いが始まります。
