明日のレベルズ戦へ向けて、サンウルブズは東京・北青山の秩父宮ラグビー場で前日練習を行いました。スーパーラグビーのオーストラリア・カンファレンスで首位争いを続ける強豪との対戦ですが、今季国内初勝利に期待したいところです。
12日に敵地キャンベラで行われたブランビーズ戦から1週間のバイウイークとなり、休養十分に挑むレベルズ戦ですが、オーストラリアからの帰途にはトラブル続きでした。日本への帰国便が1日遅延となり、さらに翌日搭乗予定の便がキャンセル! 別の航空会社の便に変更して、ようやく日本に辿り着いたのです。SH茂野海人選手(トヨタ自動車)は「帰ってきたのは水曜日(15日)。いつもより(休養は)短かった。愛知県で3、4日休んで、またチームに合流しました」と苦笑いです。
思わぬとばっちりを食った茂野選手ですが、レベルズ戦は40人ほどに絞り込まれる6月3日の日本代表候補メンバー発表へ向けて、アピールをしたい試合です。同じSHのライバル田中史朗(パナソニック)、流大(サントリー)両選手が代表候補でプレーを続ける中で、サンウルブスで主戦メンバーとして戦ってきたのが茂野選手。「いまは、しっかりサンウルブズにフォーカスしたい」としながらも〝代表組〟に負けたくないという思いはあるはずです。「サンウルブズでいいパフォーマンスをしていれば、たぶん結果につながると思う。ウルフパックで試合をしているユタカ(流大)だったり、フミさん(田中史朗)と違うプレーをしっかりできるようにしていきたいです。ディフェンスでもコンタクト慣れもしてきてるので、そういった面でも見てもらえるとありがたいかなと思いますね。後、もうちょっとボールを持って走りたいかなと思いますね。いまはまだ、あまり良さがでてないという部分もある」とアピールに旺盛です。
レベルズのSHは、世界トップクラスの実力を持つウィル・ゲニア。強力なアタック力と、的確でトライチャンスを逃さないパスは、相手にとっては相当厄介な選手です。過去の対戦で、サンウルブズも痛い目にあっていますからね。
茂野選手は「9、10番がしっかりゲームメークしてくる。そこにしっかりプレッシャ―をかけて、相手のゲームプランをさせないようにやっていきたい。ゲニアに動かれると、こっちのディフェンスも難しくなるので、しっかりプレッシャーをかけれるようにしたい」とゲニアとの勝負を意識しています。ゲニア相手に、いいプレーを見せることができれば、日本代表を率いるジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチに対しても、いいアピールになるのは間違いない。いつも冷静な茂野選手も心中ではメラメラと闘志を燃やしているはずです。
明日は茂野vsゲニアの9番対決に注目しましょう。
あと、一応ご報告しておきますが、明日の試合で〝お笑い日本代表〟を期待している方がいるとしたら、残念なお知らせです。
市原の氣志團として期待されていたホセア・サウマキ選手ですが、前日練習では髪をバッサリとカットして現れました。
氣志團は退團のようですので、後は、市原のエガちゃんだけお楽しみください。

