名手・佐藤精一さんは、いま80歳……。スターツ・シニアのスーパーシニアに出場していました。


かつて取材したときの、メモがありました。
◎新しいサンドウエッジを手に入れると、バンカーショットを1日練習するといったことがある。目的はソールを削るためだといった。「機械で削るよりも、自分のスイングで削っていったほうがより確実になじむソールになるでしょう。1日もバンカーショットすれば、理想的なソールになりますよ」

◎佐藤精一も、我孫子時代に鍋島直泰さんから『練習では狙え、試合では狙うな』というアドバイスを受けたという。
「試合は、72ホールで戦うわけですよ。その最初からピンをグングン狙っていたら、スコアメークにならない。これを実践すると確かにいい成績にいくんです。最初から狙うと上位にはいけませんからね」
練習の時は、むしろ逆だ。ピンを狙っていく。そこで腕を磨く。狙えば、ミスもでる。そのミスも練習になる。技が増える。体に覚え込ませる……ということだった。

◎「君のスイングは、フォロースルーを作っているんだ。フォローは作るものでなく、結果的にできるものなんだ。それにつながることだけど、もうひとつ。飛球線に未練がある振り方をしているんだね」
《飛球線に未練がある》……いい言葉だ。味があるアドバイスである。
「ダメなんだよ、未練があっちゃ」

◎●佐藤精一(さとう・せいいち) 1932年9月10日生まれ。
大分県杵築市出身。55年プロ入り。こ存知"早打ちマック"。一世を風靡した我孫子出身の名手で、アプローチ、バンカーショットなど多彩な技の持ち主。66年日本オープン、67年関東プロ、70年日本プロを制してその名を広めた。シニア転向後は82年に日本プロシニアに優勝、89年にも1勝している。ー 場所: 平川カントリークラブ



FB友人 三田村 昌鳳さんより