ラグビーワールドカップ ジャパンVSアイルランドで、ジャパンが勝ちましたね。

 

ゲーム後のインタビューで田村選手が「だれも勝つと思ってない。」って言ってたけど、本当にその通りでした。強化にあたってる協会関係者ですらそうだったと思います。特に今回は強化スタッフに入ってませんが前のジャパンラグビーのGMで元日本代表の太田さんは勝てると思ってなかったと思います。

 

太田さんと僕は齢は10こぐらい離れてるんですけどポジションが同じで「NECの太田」と言えば尊敬の対象でした。まあ僕は一応プロップは両方できたので太田選手なんかと組んだらひっくり返されるんだろうな、とか思ってました。

 

 

第2回のワールドカップの予選プールでも日本はアイルランドと当たったんですけど、実はその時もまあまあいい試合をして世界を驚かせたんです。僕は後からビデオかなんかで観たんですが、スコアだけ見れば次やったら勝てそうなぐらいの感じでした。

 

でも内容がひどかった。

 

まあ、割ともっさりとしたラグビーをするアイルランドに当時の宿沢ジャパンは早い展開ラグビーで挑み、アイルランドは後手に回る展開が続きました。ところがアイルランドがジャパンのゴール前に迫った時、流れが大きく変わりました。

 

ゴール前のスクラムでジャパンは「ぺちゃん」みたいな感じでつぶされちゃったんです。しかも、僕も当時プロップをやってたのでスクラムが崩れることはよくあるんですが、そういうのとはまた少し違う感じのジャパンがアイルランドにつぶされる感じのつぶれ方だったんです。

 

そして、認定トライ。レフリーはジャパンがスクラムを崩してなければアイルランドはゴールラインまでスクラムを押し切れてたであろう、という判断をして、トライになってなくてもトライを与える、というジャッジです。プロップとしては屈辱的なジャッジなんですが、それが2回もあったんです。

 

 

僕らが尊敬のまなざしで見ているような選手が「ぺちゃん」てつぶされるようなスクラムって絶望しかありませんでしたね。ジャパンがどれだけ早い展開のラグビーをしてもきりがないって思いました。

 

 

 

 

まあ、土曜日の試合を観ている人の中であの認定トライを覚えている人がどれだけいたかわかりませんが、ジャパンがスクラムを押してアイルランドにペナルティーが与えられたときは感無量でしたね。

 

でも、今のプロップの選手ってどんだけハードワークしてるんでしょうね。僕が今現役だったら今のジャパンには選ばれたくないです。大学の時にNZに遠征をしたんですが、クラブチームレベルは外国人とスクラムを組みました。当時はスクラムは「当りが重要」っていうのが定説で組んだ瞬間に自分のいい形を作れるか作れないかが大事だったんですが、外国人のプロップにはほぼほぼ当り勝てるんですよ。こっちの得意な形も取れる。でも押せない。みたいな感じです。あの外国人のチームに押し勝つってまさに限界を超えたハードワークが必要なんだろな~、って思うんですがその限界の超え具合のイメージがわかないです。

 

 

感無量ですね。

 

ジャパンがアイルランドに勝つぐらいですから、サモアがジャパンに勝つ可能性だってあります。予断は許さないですけど、ぜひ決勝トーナメントに行ってほしいです。