俺が所属しているテニス部に、とても面倒見のいい、
おちゃらけおじさんという先輩がいる。
部の飲み会中に、この先輩、おちゃらけおじさんが誕生日を迎える
という機会があったので、
店員さんに頼み、
0時ちょうどに音楽と一緒にケーキを出してもらう
というささやかなサプライズを仕込んでおいた。
仕込みを終え、少し遅れて会場に到着すると、すでに飲み会は大盛況。
おちゃらけおじさんも、女子後輩達に囲まれて威勢よく飲んでいた。
いや、飲まされていた。
・・・そして0時。
バースデーソングが鳴り響き、ケーキが登場!
他の団体のお客さんもノリ良く歌ってくれているぞ!!
そして主役のおちゃらけおじさんは・・・!!!
目ぇつぶっとるーーー!!
なんかフラフラしとるーーー!!
なんという案の定な状況!!
おもむろに立ち上がったけれど、、、
「・・・・・。」
何も言わないのかよっ!
女子ぃ!一体どれだけ飲ませたんだ!!
そして後日・・・
俺「おちゃらけおじさん、飲み会の時のこと覚えてないっしょ?」
おちゃらけおじさん「うん。ぼんやりとしか覚えてない。」
やっぱりね!
サプライズ仕込んで驚かしても、酔ってて覚えてないんじゃあむなしいだけだよ!
俺「せっかく驚かそうと思ったのに・・・。」
おちゃらけおじさん「ん?あ~俺結構そういうの敏感だから、
サプライズ自体には気付いてたわ。」
そこは気付くのかよっ!!
驚きも無しかよっ!!!
・・・結局、主役がはしゃぎすぎた、ただの誕生会だった。 hiro
