去年の暮れに、部活の先輩方と一緒に短期のバイトをした。


朝っぱらから社員の方々が、

下ネタで激しい会話のラリーを繰り広げるような

楽しい職場である。


しかし、ヒエラルキーというものはしっかりしているようで、

資材運びの為に、トラックで少し離れた資材置き場に向かった時。


社員さんに

「hiroは2年生だし、一番下っ端だから荷台な。」

と言われ、

全体にカバーがかかり、小窓から運転席が覗けるだけの暗い荷台に押し込まれた。


確かに一番下っ端だけど!運転席楽しそうでいいなぁ!


と思って音の遮断された荷台から運転席を覗いていると、

案の定楽しそうに社員さんと

5年生の先輩(ドS・キリストさん)がけらけら笑っている。


資材置き場に着き、何があったんですか?と聞くと

途中で一度トラックを降りた3年生の先輩(色的に、ナースの煮卵先輩)が、

テニス部ならではの軽快なフットワークで瞬間的に戻ってきたので、

出やすい位置にと動き始めたトラックの

ミラーと煮卵先輩の頭がコツンとぶつかってしまった

らしい。


運転していた社員さんが悪いのだが、真っ青の社員さんに対し、


ナースの煮卵先輩「すみません!」


謝っちゃったよ!

社員さん「いやいや!ごめんなぁ!大丈夫か?」


ナースの煮卵先輩「大丈夫です!すみませんでした!」


さらに謝っちゃったよ!



このように、あまりにも煮卵先輩の腰が低いので、


ドS・キリストさん「ていうかむしろお前が悪いんじゃね?笑」

ナースの煮卵先輩「僕の不注意なんで、そうですね!」


どんな論理だ!

ドラえもん並みの腰の低さですよ!位置的に!


などと考えていると、最終的に


ドS・キリストさん「な?ぶつかってないもんな?」

ナースの煮卵先輩「はい!」

という事でまとまったらしい。


いやいやぶつかってはいるでしょ!コツン程度とはいえ!

これがヒエラルキーというものかぁ!




その後、寄生虫、もとい帰省中のバイト先の息子(御曹司くん)が

小遣い稼ぎの為に仕事に加わった。


見ため的になんとなく同い年位かなぁと思ったが、

見ためによらずものすごく年上だったりして、失礼になるといけないので

「今大学生なんですか?」

と敬語で聞くと、


御曹司くん「あ、そうっす。何年生っすか?」


「2年生ですけど、一浪してるんで20歳です。」

と答えると、


御曹司くん「あ、俺も一浪したよ!」


そうか同い年か。敬語モード解除しようかなぁと考えていると、


御曹司くん「まぁ俺1年生だけどね。」


年下かよ!!

そんで敬語モード解除すんのおまえかよ!!


突然の解除に面喰ってしまった俺は、

「あ、そうなんですか。あはは・・・。」

とフェードアウトして作業に戻ったのだが、しばらくして御曹司くんに

「その袋取ってもらえます?」

と声をかけられた。

お!敬語モードに戻ったのか!と思い、快く袋を取って渡すと、


御曹司くん「しまった!思わす敬語使ってしまった!

      あっちゃ~。俺こういう所あるんだよねぇ~。」


知らんわ!

反省する所180°違うわ!!

ていうかもう色々違うわ!!!



雇う側と雇われる側。

このヒエラルキーは、年の差も飛び越えていくのか!

と妙に納得してしまった。


しかしその後、ドS・キリストさんに対して

バリバリ敬語を使う御曹司くん発見。


年1つ差しか飛び越えられないのかよ!どういう論理なのそれ!



いやいやほんと・・・

ヒエラルキーを見せつけられたぜ!!              hiro




hiroのぶログ!
                                                 のぶ



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