【lesson用】minor major7 conversion | 小野寛史のブログ

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ジャズギタリストで葬儀屋さんの人。
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【リーダーライブ】
2024.2.14
2024.4.26
オルガントリオ!
西川直人org
木村紘dr

最近レッスンで扱うことがあったので、


私がSheryl Bailey から教わった。


マイナーメジャーコンバージョンという手法を正確にわかりやすく伝える試みです。






私たちの普段聴いている音楽のほとんどが


メジャースケール


を元に作られています。


これを転調したり、こねくり回して曲にしてるんです。




具体的に言えば


Dbmaj7-C7-Fmin7-Ebmin7-Ab7


という

Just the two of us 的な進行も


Ⅰmaj7-Ⅴ7/Ⅲ-Ⅱmin7-Ⅴ7


と解釈すれば


C7以外はDbのダイアトニックコードです。


つまり、スケールもそんな感じです。

これをアプローチノートとかモチーフとかばちばちに入れていくのですが、





根本的に



全てのコードやメロディーがメロディックマイナーからできている世界ではどうなっているか


そんな異世界に行ってみましょう。



そこまで難しいことではないです。


メロディックマイナースケールを無理やり入れていくだけです。



さて


入れてみましょう



Db+maj7-C7alt-Fminmaj7-Ebmin7(b2)-Ab7(♯11)



各コードに想定されるスケール名は


Dbリディアンオーギュメント

Cオルタード

Fメロディックマイナー

Ebドリアンb2

Abリディアンb7


です。


つまり

全てをminmaj7コードにすると


Bbminmaj7/Db

Dbminmaj7/C

Fminmaj7

Dbminmaj7/Eb

Ebminmaj7/Ab



ちょっと頭を切り替えて

全て

+maj7で考えると


Db+maj7

E+maj7/C

Ab+maj7/F

E+maj7/Eb

Gb+maj7/Ab



どちらでもわかりやすい方を使いましょう。






さて、



異世界を感じれましたか?


シェリルは耳に馴染むのに何年もかかってやっと馴染んできたと10年前に言ってました。



皆さんも根気強く訓練しましょう。