最近レッスンで扱うことがあったので、
私がSheryl Bailey から教わった。
マイナーメジャーコンバージョンという手法を正確にわかりやすく伝える試みです。
私たちの普段聴いている音楽のほとんどが
メジャースケール
を元に作られています。
これを転調したり、こねくり回して曲にしてるんです。
具体的に言えば
Dbmaj7-C7-Fmin7-Ebmin7-Ab7
という
Just the two of us 的な進行も
Ⅰmaj7-Ⅴ7/Ⅲ-Ⅱmin7-Ⅴ7
と解釈すれば
C7以外はDbのダイアトニックコードです。
つまり、スケールもそんな感じです。
これをアプローチノートとかモチーフとかばちばちに入れていくのですが、
根本的に
全てのコードやメロディーがメロディックマイナーからできている世界ではどうなっているか
そんな異世界に行ってみましょう。
そこまで難しいことではないです。
メロディックマイナースケールを無理やり入れていくだけです。
さて
入れてみましょう
Db+maj7-C7alt-Fminmaj7-Ebmin7(b2)-Ab7(♯11)
各コードに想定されるスケール名は
Dbリディアンオーギュメント
Cオルタード
Fメロディックマイナー
Ebドリアンb2
Abリディアンb7
です。
つまり
全てをminmaj7コードにすると
Bbminmaj7/Db
Dbminmaj7/C
Fminmaj7
Dbminmaj7/Eb
Ebminmaj7/Ab
ちょっと頭を切り替えて
全て
+maj7で考えると
Db+maj7
E+maj7/C
Ab+maj7/F
E+maj7/Eb
Gb+maj7/Ab
どちらでもわかりやすい方を使いましょう。
さて、
異世界を感じれましたか?
シェリルは耳に馴染むのに何年もかかってやっと馴染んできたと10年前に言ってました。
皆さんも根気強く訓練しましょう。