ひろのつぶやき 余白を失う日本 | Hiroのブログ

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山口の山の中から、Hiroのつぶやき。
スローライフ、田舎暮らし、炭焼き、竹、音楽、つながり、社会の問題、平和、環境、原発などなどつぶやきます。

余白を失う日本。日本に住む人たちの意識と日本をリードする人たちの意識が相重なって、とても素気のない社会が今どんどん加速して作り上げられたように感じます。空間的には、空き地、路地裏といったものは、今の社会では無駄なもの、そして、経済くんは、どうやってこれを有効利用するか?計画を立て、採算が合うものに変えていこうと毎日どこかで会議が繰り広げられ作られてい行く。

時間的にも、井戸端会議、学校の帰り道での寄り道、夕涼み、ほっこり近所の人とお茶タイム、銭湯でのおしゃべり、とっても豊かな時間を子どものころは、あちこちにあふれかえっていたことを思い出します。

今もそういう風景は世界中にあると思うのですが、特に日本では余白が経済くんのえさとなり、いまだに成長し続けなければいけないという観念に覆われている気がします。

経済的な心配という心理はどんどん人の豊かな心を奪い取られてしまったのでしょうか。

そして、人口減少と、コロナが重なって、人と人との距離が広がって、表面ではニコニコしていても、根本的には信頼できない世界が広がっている。

こんな時代だからこそ、今、人と人との信頼できるという社会を取り戻す方向へ動いていきたいです。今必要としている大切なものではないでしょうか。