こんにちは。
今日は読書の話です。
京極夏彦さんの「後巷説百物語」を読了しました。
- 後巷説百物語 (Kwai books)/京極 夏彦

- ¥2,100
- Amazon.co.jp
舞台は時を明治と名前を変え維新の動乱も落ち着き始めた明治十年の東亰
矢作剣之進、倉田正馬、渋谷惣兵衛、笹村与次郎。4人の旧友は、怪異に纏わるやりとりを何度と重ねる。
そして、それが進まなくなったとき、4人はある老人の元を訪れる。かつて、怪異譚を求め、諸国を渡り歩いたという一白翁の元へ…
「巷説百物語」シリーズの第三作目である。
年老いた百介が一白翁として登場。自分が体験した妖し話を語りながら、今の事件を解決するきっかけを与える。
ちょっとしたアームチェアディテクティブの変形ストーリーである。
その中にはあの小股潜りの又市の鈴がりんと涼やかに鳴り、山猫廻しのおぎん、事触れの治平の姿が現れる。
「御行奉為 ---」(おんぎょうたてまつる)
若き日の百介が男鹿半島の先の霧に隠された孤島に迷い込む「赤えいの魚」
なんと御行の又市が代官に斬られてその首が炎の怪と化す「天火」
放蕩息子が一家の守り塚に七十年も前に封印されていた蛇にかみ殺される「手負蛇」
神隠しにあった娘が子連れで発見されたが娘は子供の父親を人間業ではない怪力の持ち主だと言い張る「山男」
鷺は夜に光る、光る女と土下座して自分を受け取る父の謎「五位の鷺」
そして「風の神」・・・
過去の事件と作中の現在の事件は最初は無縁だったが、後の方では二重仕掛けにもなってきている。
「風の神」で劇的なエンディングをむかえるのだが、シリーズのタイトルになっている百物語を題材にしたストーリーである。
時代は移り、妖も消えてゆく。怪も瓦斯燈の明かりに吹き飛ばされて消される。
「世に不思議なし、全て世は不思議也」
話が複雑に絡み合い、その中に古事古典がさらに絡み合い、京極さん独特の文体が彩りを与え、独特の世界観を成していく。
ウザいくらいに長々ねちねちと描かれていくのには好き嫌いはあるだろうが、私は好きだな。
読んで面白いよ、間違いなく・・・
実はこのシリーズ、後から読み上げてるのである。
図書館で借りて読むからそうなるのですけどね。
実はこの後に借りたのが、「巷説百物語」「前巷説百物語」です。
続けて、がぁ~っと読み終えるつもりです。
さて、又市の活躍やいかに!
昨日は暖か、いや、暑かったですね。
髪を切りに三茶まで行ってきたのですが、ライダース着ていったので汗だくでした。
髪は先月同様に短く立てた感じにしたのですが、ツィッターでアイコンにしてあげたら
「わ!驚いた。おもいっきりおっさんやん。何の心境の変化?」ですって(笑)
でもって、
「でも、プレーンな高田純次っぽくていいですよ。」ですって(笑)
褒めらてはいないだろうなぁ・・・
今日は調子が悪いって言ってる直ちゃんがやってきます。
いま息子が迎えにいってます。
ひさびさに一緒に飯食えるな~
ではまたね。