こんにちは、ROKOママです
HSC、感覚過敏強めの兄弟を育てています
息子二人は不登校で時々放課後登校や フリースクールに通っています。
二人をサポートする私もHSP
そんな二人と私の日常やアスペルガーのパパと過ごした日々の事、感覚過敏への対応など綴っています
どうぞよろしくお願いいたします
*このブログでは大人の発達しょうがいについても書いていますが、あくまでも我が家の場合であることをご了承くださいませ
家族構成などこちらに載せています
離婚関係
散々泣いて叫んで、でも
「別居はやめることはできない」としか言えない私に
二人は少しずつ
【抵抗しても無駄なのか…】というように
激しく泣き叫ぶことはやめ、シクシク泣き始めました
すると、落ち着いたのを見計らっていたかのように
寝室にパパが来て
「少しパパと過ごす?」
と声を掛けてきました。
二人は部屋を出ていき、私は一人寝室に残されました。
【あぁ、とうとう伝えちゃったなぁ、
こんなに悲しい想いをさせてしまって
本当に申し訳ない】
そう思いながら
さっきまでの怒りに満ちた長男の叫びと目を思いだしていました。
でも、どこかでホッとした気持ちもありました。
【やっと言えた。
どんな反応か、どんだけ泣かせるか怖かった。
でもここを超えないと別居には進めない。
パパからも離れ慣れない。
これでやっと離れられるんだ】
そんな気持ちをじっとかみしめて居ると…
リビングからパパの声がしました。
「ママもさ、いろいろ悩んだと思うからさ、
あんまりママを責めないであげてね」
………えっ……
ここだけ聞けば
子どもに責められてるママをフォローする優しいパパです。
でも…でも、
そうさせたのは誰?
確かに夫婦の問題、別居や離婚は我が家の場合
「どちらがだけが悪い」というものではないかもしれません。
双方の責任となるかもしれません。
でも、パパが子どもに伝えた言い方だけで言えば
子どもたちが
「ママのせいだ」というのは当然の説明でした。
そう仕向けるような形だったのに
「ママをせめないであげて」
と優しいパパに自分で浸るような言葉
リビングに行って
「何言ってるの」と言いたくなりましたが
そんなことはパパには伝わらないでしょうし、
今まで見せたことのない
夫婦での言い合い(言い合い自体できない夫婦でしたが)を
子ども達に見せたくもありません
もういいや、と、じっと座ってぼんやりしていました。
どこまでも自分を守るパパ…
早く別れたい…
そう思っていると
寝室に長男が戻ってきたのでした。
寝室に戻ってきた長男は
落ち着きを取り戻し、
私に向ける眼差しも悲しんではいましたが怒りは抜けていました。
あ、もちろん、パパから
「ママを責めないで」と言われたからではありません。
きっと、自分で少し消化したのでしょう。
「次男君はね、もう少しリビングに居るって。
パパと離れる前にトランプするみたい」
「長男君もしてきたら?」と言っても、
長男は自分は良い、と私の横に寝転びました。
私は、まず長男への誤解を解こう、と思いました。
パパが
「子どもが傷つかないような説明ではなく
ありのまま、話すよ」
と言って
かなりパパ目線での考えをそのまま伝えたように、
私は私の気持ちも子どもに伝わるように、
でも子どもの気持ちを大事にしつつ伝えてみようと思いました。
「あのね、ママの話も聞いてもらっていいかな?
ママね、パパと結婚して二人が生まれてきてくれて
本当にうれしかったんだよ。
長男君が産まれて、
次男君も産まれてきてくれて、
これからもたくさん幸せに生活したいなーって思っていたんだ。
でもね、結婚してからさ、
パパやおばあちゃん(義母)たちとの
考え方の違いとかも出てきてしまってね
パパとも相談して良い方向を探しながら進んできたんだけど、
時々そういう中で、ママの気持ちにグサッてきちゃうような
言葉とか、出来事があったんだ
それがママになら我慢できても、
長男君や次男君に向くのは嫌だったから
頑張って守ってきたの。
でもね、そういうことが続いていくうちに、
守りたいのに守る元気が出なくなっちゃってね。
本当は笑顔で過ごしたいのに
ニコニコできなくなっちゃってね。
さっき、長男君がいったように、
もっと気持ちの強いママだったら違ったのかもしれないけどね
色々考えて、
この家で、辛い気持ちで4人でいるよりも
パパと離れて過ごした方が安心して
気持ちよく過ごせるんじゃないかな、
それが家族にとってもいいんじゃないかな、って思ったの。
もちろん、離れてもパパと長男君、次男君は
親子だからちゃんと会えるからね
あとね、さっき、母子家庭だと馬鹿にされるとか
恥かしいっていったでしょ?
長男君と同じクラスの○〇ちゃん、いるよね、
ママも行事で会うけど ニコニコしてて可愛い親子だよね
実はね、○〇ちゃんのお家は母子家庭なんだよ。
長男君、それを聞いて馬鹿にする?
恥かしいっておもう?
絶対思わないよね?
それにね、これから先、
パパと離れて暮らしたことで
それを馬鹿にするような人が居たら、
ママ、その子の家にいって
【お宅のお子さんが母子家庭だって馬鹿にしたんですけど
どこが悪いですか??】って
注意しに怒鳴り込んでいくよ
寂しい想いとか、悲しい想いをさせてしまうことは
本当に申し訳ないって思うけど、
不自由な想いをさせないくらいママ頑張るから」
私が一言一言話すのを長男はじっと考えるように聞いてくれました。
そして話し終わった私に長男は一言・・・
「わかった。
ママが決めたことなら
信じて進むのがいいと思う。
きっとその決断は大吉だよ」
と言ったのでした
*今回のブログでは
長男と私の会話で母子家庭について話したり
クラスのお友だちの家庭事情を伝えたりしたことも
ありのまま載せさせていただきました。
お友だちに関しては地区も一緒で行事の係決めなどで
ママさんも「うちは母子家庭なのでー」と
周りに周知させていらっしゃる方である事や
そのことでお友だちを見る目を変える長男ではない事を考え
伝えてみました。
もし不快に思われる方がいらしたら申し訳ございません。
読んでくださりありがとうございました