こんにちは、ROKOママです
HSC、感覚過敏強めの兄弟を育てています
小学生の二人は不登校で時々フリースクールに通っています。
二人をサポートする私もHSP
そんな二人と私の日常や感覚過敏への対応など綴っています
どうぞよろしくお願いいたします
家族のこと
長男が年長の時のこと
その頃すでに長男とパパは心の距離がありました
感受性豊かで心で繋がりたい長男と
コミュニケーションが何より苦手なパパ。
相手の感情で突然怒鳴られることが極端に苦手な長男と
瞬間湯沸かし器のように一気に感情の沸点に達してしまい
イライラを爆発してしまうパパ。
確かに、長男にはパパにべったりくっ付いて甘えるなんて
ハードルが高かったのです。
逆にパパに感情をくみ取って接してあげて、とか
自分の感情を長男の前では少し抑えて、というのも難しい話で…
そして、大きくなるにつれ
長男が周りのお友だちのお父さんに目が行くようになったことも
パパへの嫌悪感を高める一つとなるのでした
幼稚園の送迎に来るパパが優しく挨拶をしてくれて
園庭開放時間には一緒に遊んでくれた、とか
公園で偶然会って一緒に遊んだお友だちのパパが
汗だくになるほど鬼ごっこをしてくれた、とか
楽しい経験が重なるたび
私と二人の時に
「○〇君のパパはたくさん遊んでくれて良いなぁ」
「○〇〇ちゃんのパパっていつもニコニコしてるよね」
と周りのパパたちの事を羨ましく感じると話すようになりました。
そうだよね、と共感しつつ
「でもきっと、悪いことした時は叱るだろうし
お家ではゴロゴロするときもあるだろうけどねー」と
一般的な父親像を話してみますが
「解るんだけどさ、
なんか家のパパはちがうんだよね、
お友だちがいる時は
長男君、あそぼう!!って優しそうにするのに
お友達が帰ると直ぐに自分の部屋に行ってスマホでゲームするし
ニコニコもしないし
急に怒ったりイライラしたり…」
長男が感じているパパの姿は的確でした。
自分が悪いことをして叱られるのは当たり前だと思うけど
パパはそうじゃない時に怒り出すし
人が居る時と居ない時(家族以外の人という事ですね)の差が
激しすぎるのが嫌だ、と悲しんで知るのでした
そうだよね、と話を聴いていると
ポツリ、と長男が言いました。
「パパを他のパパを交換してほしい
○〇君のパパとかじゃなくて良いから
とにかくパパじゃない人がパパになってほしい」
ビックリしました
だって、一応(笑)家族ですし
上手くいってる時間はそれなりに遊べることもある。
それに情が深い長男は可愛いガムの包み紙さえ大事にするような人。
でも、パパは交換して良いんだ
パパにここを直してほしい、とか
パパのここは苦手だけどここは好きだから良いかなーとかを通り越し
もう、他の人にパパになってほしい、
そう思うほどパパと長男の心の距離はこの頃からできていたんだろうなぁと
今振り返っても思うのでした。
でも、この幼稚園時代は序の口で
小学校に入学し長男が登校できなくなることで
益々二人の距離は離れていくのでした
読んでくださりありがとうございました