こんにちは、ROKOママですニコニコ

 

HSC、感覚過敏強めの兄弟を育てていますラブラブ

小学生の二人は不登校で時々フリースクールに通っています。

二人をサポートする私もHSP汗うさぎ

そんな二人と私の日常や感覚過敏への対応など綴っています音譜

どうぞよろしくお願いいたしますラブラブ

 

こちらのお話しから続いています。

 

 

長男のこと

 

 

時間を過ぎてもなかなかお迎え要請の電話が着ませんスマホ

 

学校の決まりで早退は必ずお迎えで対面で先生と挨拶をしてからかえる

となっているのです。

 

とりあえず次男にお昼を用意しつつ

こちらから電話を掛けようと思っていたその時・・・

 

ガチャリ、と玄関が開く音がしました!!

 

「え?だれ??」

 

ビックリして覗くと目を真っ赤にした長男が勢いよく飛び込んできたのです

 

洗面所に駆け込んだ長男は涙を見せたくなかったのか

顔を洗い出しました。

 

「おかえり、どうしたの?

こんな時間まで長く学校に居たけど・・・

 

長男君が長く居るって決めたの?

誰かに居なさいって言われたの?」

 

顔を洗い続ける長男の背中に声を掛けると

 

 

「先生が帰らせてくれなかった

 

もう、あんな学校辞める!!

 

学校も先生も大っ嫌いだ」

 

そういって長男は私の胸で泣き始めたのです泣泣

 

どういうこと?

 

一時間目だけって約束をして

これまでも時間が来たら帰ることが原則だったのに

先生が帰らせてくれなかったって???

 

頭の中で整理がつかず長男を抱きしめたまま立ち尽くしていると

 

「怖い、ママ怖いよう。

カーテン閉めて!!

怖い。

 

もう寝たい、疲れた」

 

泣き叫ぶように言い毛布に包まる長男。

 

昼食も食べず毛布に包まった長男は

その日、私が用事で隣を離れることも怖がり
リビングでずっとくっ付いたままシクシクと泣き続けていましたあせる

 

やっと他の部屋に移動できるくらい落ち着いた夕方

私は担任の先生に学校での様子を聞こうとお電話をしました。

 

すると

「長男君、元気に過ごせましたよ!

 

もっと居られるってことで長くなりましたけど

お家に帰ってからは元気にしていますか?」

 

いつもと変わらない朗らかな先生の声に

長男との差を感じ不思議に思いつつ

帰宅後の長男の様子を伝えましたが

 

「うん、うん、みんな学校では頑張っていても
お家に帰ると疲れちゃうんですよね。

 

お母さんに甘えたくて疲れを表現するお子さんも

他にもたくさんいますし

今日はゆっくり休ませてあげてくださいねーニコニコ

 

そんな感じで先生は電話を切ったのでした

 

 

何か変?

確かに学校で頑張った日は帰宅後

「疲れたー」と騒いだり

「俺頑張ったんだから高級なおやつにしてほしい」

なんて王様のようになることも(笑)

 

でも今日の長男はそういう様子ではないのです汗

 

学校や先生に対しての気持ちが今までと違う

 

切れたスマホを眺めつつ

毛布の中で怯えている長男の背中をさすると

 

「あのね」

 

長男が話し始めました

 

「朝、頑張ってクラスに行こうと思っていたら

後ろから来た校長先生にとめられたんだ

 

そしてクラスの別の部屋に連れていかれて

こういわれた。

 

 

長男君は学校に楽しく来れないという病気です。

 

今日はその病気を治す注射をします。

 

注射とはクラスで授業を受けることです

 

 

 

な、な、な、な、なんだって!!!!!!!!!!

 

 

そして長男は普段過ごす個別クラスではなく

クラスで1時間目の授業を受けたのだと言います。

 

普段、登校不安定で大勢の中だと緊張したり

休んでいるために遅れた勉強がクラスだと難しいからと

個別の部屋で少人数で過ごしていました。

 

そこに行くことも出来ず、1時間目の授業を受けた長男は

約束の1時間目が終わったし帰りたい、と担任の先生に伝えようとしたと言います

 

本来なら、ここで私が玄関に居たので

担任の先生と長男で出てくるのが決まりでした

 

でも・・・

 

担任の先生の所に行く前に

長男はまたしてもクラスの隣の部屋に校長先生に呼び出されたというのです。

 

そこでいわれた言葉は

 

注射は1本じゃ足りない。

2本目も打つから2時間目も参加しなさい」だったというのです

 

結局、2時間目が終わっても同じように校長先生に呼び出された長男は

「せっかく2本打った注射が無駄になるから

3本目も打つ。三時間目も出るように」

 

と言われ帰ることができなかったというのです

 

そして校長先生は担任の先生に

「長男君はまだ居られると言っているので帰らせなくて大丈夫」

と言って下校させずにいたのでした。

 

 

もうここまで聞いただけで怒りと「なぜ?」という気持ちで

心があふれ出しそうでしたが

長男の話は続きます。

 

「そしてね、4時間目が終わったら校長室に連れていかれて

 

二人きりになった部屋で

もっと学校に長く来ないと駄目だって言われた。

 

どうせ明日は何かしら理由をつけて休もうと思っているだろうけど

それは許さないって。

 

ここで2人で給食を食べてから帰りなさいって言われたけど

もう本当に俺、無理で

泣きながら

もう無理なので帰らせてください

って頼んだらね

 

仕方ないな、ここに縄で縛りつけておくわけにもいかないし

 

って言ったんだよ。

 

そして、家の近くの交差点まで送ってくれたけど

その間もずっと

明日は今日より長く学校に居なさいとか

絶対休んじゃ駄目だって言われ続けていた泣泣泣

 

 

もう頭の中が大混乱でした。

 

まるでダメダメな不登校対応のドラマを見ているのか?と悲しい

 

 

思いだしたのかまた怯えて泣く長男。

 

 

個室で先生に追い詰められとても怖かったと泣き続けるのでしたアセアセ

 

 

続きます。

 

読んでくださりありがとうございましたニコニコ