またまた、スカイプ (SKYPE)が、米国ネット業界を賑わせています!


今度は、なんとあのインテル と提携して、CPU レベルでの動作効率化を

目指すそうです。


正直いって、これにはかなり驚きました。



■スカイプ社については、以前に詳しく書きましたので、

ご興味のある方は、こちらの記事 をご覧ください (全5部作です!笑)



▼ インテル本社(米 Santa Clara)


intel



現在でも、スカイプはインテルのCPU上で問題なく稼動していますが、彼らは、それをさらにCPUレベルまで掘り下げて、よりよい稼働環境を実現させようとしています。


今回の技術提携により、スカイプはインテルが現在開発している「Napa」 という開発コードの次世代「Centrino モバイルテクノロジ CPU」 で、スカイプを最も最適な環境で動作させることが可能となります。


ちょっと、専門的な情報になりますが...


「Centrinoモバイルテクノロジ」 はインテルが2003年に発表した、ノートパソコンなどのモバイル機器に特化したCPUテクノロジの総称で、、インテル Pentium M プロセッサ(CPU)、インテル 855 チップセット(グラフィックス)、インテル PRO/Wireless 2100 ネットワーク・コネクション(無線LAN)で構成されています。


この Centrinoプロセッサは、モバイル環境での使用に最も注力しているため、通常のPentiumプロセッサと比べ、3~4時間程度の省電力化が実現されています。


私のノートパソコンにも、このCentrinoプロセッサが入っていますが、CPU処理速度も速く、無線LANも搭載していて、しかもバッテリーが長持ちと、まさにいいことだらけで、その昔「インテル入ってる?」という宣伝コピーがありましたが、今では「Centorino入ってる?」といった感じです。


ノートバソコンをお持ちの方は、一度チェックしてみてください。

こんなマークのシールが貼ってあれば、あなたのパソコンには、このCentorinoが入っています!



▼ インテル Centrino モバイルテクノロージ


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■ インテル Centrinoモバイルテクノロジの詳細はコチラ


両社の提携劇。スカイプ社サイドがインテルと組みたいと思うのは、自社のソフトが最適な環境で動くCPUを手に入れるという意味合いで、とてもわかりやすい構図です。


しかし今回の発表で重要なのは、インテルが次世代のCPUにVoIP(パソコン電話) を投入するという事、そして、その相手にスカイプを選んだという事だと思います。


インテルが彼らの経営戦略において、自社のCPUに新しい技術を取り入れる理由はとても単純で、次世代のトレンドにマッチするCPUを作り、パソコンメーカーや消費者が「インテルのCPUを使う=売上げが伸びるに尽きます。


インテルは今まで、モバイルで使うCPUに必要なモノとして、省電力で動くCPUプロセッサと、グラフィックス・チップ、そして無線LAN(Wi-Fi)と位置づけてきましたが、今回この構想にVoIPが投入されることになります。


そして、そのVoIPで利用するソフトとして、インテルはスカイプを選んだ...

またスカイプを取り巻く、巨人のひとつが動き出しました。


「Napa」 は2006年前半にリリース予定。来年になれば、もっとスカイプが

快適に動く環境を、我々は手に入れることになります。


なお今回の技術提携で、インテルからスカイプへの出資などは一切無し


どうやらスカイプは YahooやGoogle、インテルなど、どこかもお金を入れさせず(出資させず)、まだまだ「自分達のやりたいように」やっていくようです。



■ 本日のオススメ


インテルががCPU開発で大成功するまでの苦難の歴史を、

インテル日本法人社長の傳田信行など当時の関係者が語っています。


奥田 耕士
伝田信行 インテルがまだ小さかった頃