痛みに弱い性格なので、出産は絶対無痛分娩と決めていました。日本では昔からお産の痛みを我慢するのが愛情の証と言った風潮も根強いですが…
また、前回の事もあったので、胎内の状態が一番良い、正規産の３７週以降に早目に出産してはどうかと担当医に勧められたのと、おしるしや破水、陣痛が来てから病院に駆け込むのは不安があったので、計画出産にしました。万が一赤ちゃんに何かあった場合、お腹の中に居るより分かり易いし、対応もし易いのもありました。
１１日 １６：００、子宮口を広げる為の海草の管を１０本入れる。これはちょっと痛いです。そのまま入院。
１１日 ２０：３０ 陣痛が始まる。まだ１５分毎で、痛みも我慢できる（生理痛）位。
１１日 ２３：００ 陣痛が５分間隔になるが、まだ我慢できる痛み。
１２日 ２：００ 陣痛の痛みが強くなったのでナースコール。陣痛室へ。海草の管を抜く。これは少々痛いです。夫に連絡。
１２日 ２：３０ 硬膜外麻酔（硬膜外腔に細いチューブを入れ、そこから麻酔液を注入。子宮や産道に通じる神経をブロックして痛みを取る）。注射は激痛という噂も聞いていましたが、私はインフルエンザくらいしか痛くなかったです。
１２日 ２：４０ １０分程度で陣痛の痛みが無くなり、子宮口が開くのを待つ。普通に会話出来る。眠くて寝てしまった。陣痛を感じると麻酔を追加。
１２日 ??：?? 破水。
１２日 ７：１５ ７～８回くらい自分でいきんで出産。
無痛分娩は妊娠中毒症や産道が硬く伸びが悪いなどの難産因子が多い人や、羊水が少ない人など、赤ちゃんや母胎に負担を掛けないそうです。
痛みによる産後の疲労も少ないですし、いきみによる会陰裂傷や会陰切開にもなりにくく、傷を縫う時も痛くありません。私は殆ど裂傷も無く、切開・縫合もしませんでした。出血も殆ど無く、円座クッションは使わないで大丈夫なくらいです。硬膜外麻酔なので、今は安全です。血圧の低下さえ気を付ければ大丈夫だと思います。