勢いに乗って、前回の続き

■浴室編


これは2階浴室を1階から見たところ。
なかなか見る事の無いユニットバス裏側です。

鋼製架台の上に、発砲スチロールで断熱された浴槽と洗い場の床パネル等が見て取れます。

良かれと思いお客様に見せたら地雷を踏みました

お客様の主張をまとめると、
「もっと太い鉄骨に入れ替えろ」
「洗い場の床はプラスチックじゃないか」
「これでブン抜けたら、どう責任取るんだ」

心配な気持ちはよく分かります。

しかしこれは手抜きではなく、設備機器メーカー純正かつ指定品である旨お伝えして、渋々ご納得に至りました。


ちなみに、梁下に野縁を直接組んでるのは天井を上げたからではなく、階高が極端に低い設計だから。個人的には好きじゃありません。

斜線制限がきつい場合を除き、階高はきちんと取りましょう。


■パイプシャフト


間取り図に登場する「PS」。

上階の給排水配管を通すためのスペースで、この写真は2階の洗面化粧台とトイレの分がまとめられています。

狭小地や、生活音が気になる場合は排水管(グレーの太い物)を屋外露出にする事もあります。

お客様から、PSを無くせないかとかなり強引な相談があったため、スケールを当てて、物理法則に則ってご説明しました。

基本的に、不要な物をあえて作ったりはしません。無理な要求を通すために「強く言えば、どうにかやるでしょ」と考えるのは、モンスタークレーマーの始まりです。


次回は良い事例もご紹介します。