ドバイモールには、エミレーツ航空が営業する簡易フライトシミュレータ「The Emirates A380 Experience」があります。

東京ではLuxury Flightさん、スカイアートさん等で体験可能ですが、エアバスとなると横浜のJFlightさんのA320だけ。

本音は本格派なやつに乗りたいですが、A380となれば簡略型でも極めて貴重です。




一見本物そっくりなコックピット。スイッチ類はダミーで、サイドスティック・スロットル・ラダー・ギアレバーのみ操作します。インストラクターによると、簡略化はしているが機体の挙動はリアルだとのこと。

1枠30分でこんな体験が出来ました。

・ドバイから離陸、市街地1周して着陸
・香港 啓徳アプローチ
・谷間の空港に急旋回、急降下しながら着陸

記憶にある限りで、ざっくりレビューします。ちなみに私のスキルはPCシムやC172の体験操縦程度。実機のオペレーションは知りません。

◾️離陸
フルスロットルで加速して、PFDに表示されたVr 140ktsで軽くノーズアップ。スティック操作に対してレスポンス良く、機首が軽い感触で持ち上がります。上昇を確認したら、ギアを格納してピッチ10度で上昇します。フラップは自動でした。

◾️上昇
サイドスティックは、ピッチを合わせる→ニュートラルに戻す と言う使い方をします。常に自動トリムが働き、スティックを離すだけで自動的にピッチが維持されます。右利きの人が左手で操縦しても、ほとんど違和感は感じません。

◾️旋回
サイドスティックを倒してバンクさせ、スティックを離します。旋回の操作は、ただそれだけ。
バンクによるピッチ変化はオートトリムで抑え込まれ、ヨーもFBW側で補正してくれます。

ロールは慣性重量をあまり感じさせず、操舵量に見合う分だけ遅れずに動き、ピタリと止める事が出来ます。 

◾️着陸進入
グライドスロープが表示されないので、PAPIを見ながら進入します。多少ピッチを下げたい時に、スティックを押さなければいけない事に違和感を感じます。エアバスにボーイングから転向したパイロットは、きっと頭の切り替えが大変なのでは??

極低速でも操舵への反応が良いためリアリティに疑問を持ちましたが、実機のコックピット動画を見ると実際にレスポンスが良いようです。

それでも啓徳カーブのアプローチは、さすがに簡単ではありませんでした。

◾️タッチダウン
簡易型のためか高度計の読み上げをしてくれないため、1回目はバウンドしながらの着陸。
2回目以降は、適当にフレアをかけてパワーオンのままタッチダウン。綺麗に着陸させるのは、FBWがあっても難しく、737等の方が分かりやすい感じがしました。


またドバイに行ったら遊んでこようと思います。その前に、ハワイで単発レシプロの操縦体験したいかな…