先週末の旅行の際、ちょっと立ち寄った場所
朝倉の3連水車
川の水を水車横の箱で汲み上げ、樋を使って川面より上にある水田に潅水するという物
川の流れる力を使って水車を回し、その力だけで水を汲み上げる
石油や石炭と云った化石燃料を一切使わない究極の再生可能エネルギーの利用である
川の水が流れる限りこのエネルギーが尽きることは無く、水車は廻り続ける
人間の知恵と云うものは素晴らしい
この川の流域には、この3連水車以外にも2連水車も有り、今真っ盛りの田圃への潅水を淡々と行っている
この水車から、車で15分ほどの場所に浮羽の白壁の町並みという観光スポットが有る
私の地元、山口県柳井市や萩市にも白壁の町並みは保存されているが、どんなものか尋ねてみた
町家造りの家が立ち並ぶ通りは、雨の中でひっそりとしていて通る人も疎らだったが、暗い中に白壁が際立って見えた
ここでも人の知恵と技の素晴らしさを発見した
2階の壁の一部が枠で囲まれ、その中に醤油樽を持った大黒様が描かれている
漆喰でヘラや鏝を使って描いたものだが、表情豊かで微笑ましい
このお店は醤油の醸造元
看板も何もないが、この壁画を見るだけでこの店が何の店であるか解る
文字を読むことが出来なかった人が多かった時代、この絵看板は一目瞭然
人の知恵と技は、必要に迫られて生まれる
いま、日本国中が国の存亡に苦慮している状態であるのに、政治家たちは何を思っているのだろうか
彼らは権力と云う悪魔に取りつかれ、国の存亡が掛かっている復興と云う一つの目的にさえ知恵と技が思い浮かばない
被災地の方々やそれを応援する方々は、知恵を出し合い技を寄せ集め、何とか自立しようとしている
空白の日々を延々と繰り返し、その応援さえできない政治家たちにこの国を守る資格は無いといいたい



