最終日。

雨も上がり、風も弱まり、今日こそはの意気込みで、各々の釣り場所に別れた。

撒き餌をいくら打てどもチヌの気配が ない。

海面には小イワシと小サバが夥しい数。

潮もなんとも奇妙な流れで、思うようにウキが沈まない。

大きく湾曲してしまうラインが、仕掛けを足元まで寄せてしまう。

アラカブ、キジハタ、そんな根魚が時々釣れる。

11時過ぎにやっとそれらしき潮が流れ出し、キターと思ったが20cmそこそこの子鯛。

それが3連チャンして、この潮の流れもオシマイ。

12時過ぎに足の裏サイズのクロがヒットするも後が続かず、残り2時間となり、最後の期待を込めて場所変え。

けれど、そこむ敢なく撃沈。

ソソクサと荷物をまとめ、フェリー乗り場に急ぎ、五島の海に別れを告げた。

フェリーの中では、一気に疲れが出たのか爆睡。

風と雨と潮に苦しめられた三日間。

あの複雑な流れの潮は、私には攻略など出来はしない。

修行し直して来い、と五島の海が言っているようだ。