今年度4月から自閉症の我が子は特別支援学校6年生に進級する。

早いもので、入学して5年経つ。

初期療育、親子通園、保育園(統合保育)、特別支援学校、多くの先生方にお世話になった。


その中で、一番本人と私にとってターニングポイントとなったのは、特別支援学校1年生の時であることは間違いない。

そこから全ては始まった。

今思い返しても、就学までは、何にもできなかったし、どこに行っても一番できなくて、劣等感しかなかった。


1年生で担任していただいた先生は今思い返してもても、強烈で熱心な先生だった。

できないことは多い長男だったが、真っ白い状態で入学したことが逆に良かったららしい。

本人の素直さと先生の指導熱心な部分が相性が良く、一年で別人かの如く成長をとげた。


先生との相性は実際あると思う。

長男は人の好き嫌いはなく、どの先生でもそれなりにやれるけれど。

本人の成長を考えると、グイグイ引っ張って導いてくれる先生が合っていると思う。


その担任の先生がよく話してくれた言葉がある。


『この子たちは、育てたように育つ』

『勝手には覚えない』

『ありのままに、無理なくなんて、信じてはだめ』


この担任の先生の言葉は何年経っても、忘れない。

他の先生に言われた言葉は全くと言っていいほど、覚えないのに😅



普通の子どもは、教えなくても気づいたらできるようになっていた、とかあると思う。

でも、我が子たちは違う。

教えていないことは分からない。

経験していないことはできない。


逆にいうと、『教えればできるようになる』のだ。

よく、その担任の先生が「目当てと方法さえ間違っていなければ、この子は伸びる」と言ってくれた。

私が「〇〇ができるようになりました」と連絡帳に書くと、「次は何を教えますか?」という返しをするような先生だった。



様々な場面で、よく言われる、『無理なく、本人のペースに合わせて』という言葉が私は大嫌いだし、そういうことを言う指導者を私は信用していない。

絶対にある程度の負荷は必要だと思うからだ。

一年の担任の先生は、絶妙に負荷をかけてくれて、これができたら次、これができたら次、と常に何かを学ばせてくれた。

これができる先生は、本当に少ないと思う😓




修了式で担任を外れる時に「この子たちを育てることは、マラソンのようなものだから、細く長く頑張ってね!」とこれまでの厳しさから一転、優しい言葉をかけていただいたことを思いだす。


あんなに指導熱心で、常に成長を願い、上へ上へと引き上げてくれる先生は、おそらく後にも先にも巡り会えないと思う。

そんな強烈な先生だった。



その先生に会った時に、恥ずかしくない子育てができているだろうか?

頑張らなくては、と気が引き締まる😅