モエレ沼公園の近く、自然豊かな敷地で工事中のM邸

本日は現場で施主打合せです



広い敷地が確保できるのでしたら、やはり落雪屋根がお薦めですね


建物に余計な積雪荷重をかけない事や

夏の直射日光を遮り、逆に冬は暖かい光を取り込むことはもちろん、庇が深いと窓ガラスや外壁が汚れづらく劣化も遅らせます


そして何より外観がおおらかです


ただ条件はいくつかあります

中沼の様な多雪地域であれば、落雪して下にたまった雪の処理ができること、(除雪機などで飛ばさないと窓が埋まってしまう事もあります)

ツララは出来やすいので、ツララNGと考えない方。。。など


(↑石膏ボードを置いてキッチンの位置の確認)


勾配屋根のある住宅は、内部空間も勾配なりにできるので解放感がありますね


2階のゲストルーム(和室)と障子を隔てて一体感が出るように配置してます




そうそう、大屋根の住宅で重要な事の一つに内部空間の照度があります


明るい空間が好みでしたら、トップライトが有効です


ここでは、換気も兼ねて電動開閉式トップライトを2カ所設置


(トップライトの取付位置は、明るい窓の近くにつけでも効果薄です。暗くなりそうな壁に光のラインがスーとつく方が私は好きです)


照明計画もそうですが、オフィスを設計するのと違い、住宅の中では明るい所と暗い所を計画的に作ることをお薦めします。ただし日中に電気が必要となるとNG、エコじゃないですね


M邸の階段




今回も工場で伊藤さんと一緒に作ってきました^_^



階段の壁はレンガ


このリビングはよく見ても写真ではわかりにくいのですが"楕円”です。もちろん階段も


という事は、この段板は一枚一枚は、二つと同じ形状がないのです^_^


本当に私の設計に付き合っていただいている大工さん、感謝です!



↑中央には、薪ストーブが設置


次回猫ちゃんのキャットウォーク位置を検討しに行きます。楽しみです♪