さらば野武士のエース
「プロはボール1/3の出し入れで勝負している。ピッチングフォームが完璧に出来ているからこそ可能なこと。基礎体力が違うんだよ。」
旨いものを食いたいからプロになったという、西鉄ライオンズの元エース、稲尾和久氏がお亡くなりになった。
”野武士集団“とも称された西鉄が日本シリーズで巨人に3連敗の後、稲尾の四連投で四連勝し、「神様、仏様、稲尾様」と謳われた鉄腕。見たことも無い私らには、稲尾氏のタフさを想像も出来ない。
「ステーキなど食えなかった。」という環境で、鉄腕の体を作っていった。
いいものをたらふく食って、筋肉は付いているけど、骨は華奢な今の選手とは比べられないという。
「裸足で走り回っていたから、足からも栄養を吸収したんだよ。」
今の選手は、華奢で短命でも上手に長生きをするんだろうか。
とにかく一人日本の輝ける星がまた一人亡くなった。70歳のご逝去は現代では若いじゃないか。
ご冥福をお祈りいたします。