初めてのPET-CT検査の日、検査薬を注射した後の安静時間は（本やスマートフォンの持ち込み禁止だったので）テレビを見ながら待ちました。その時じっくり視聴したのが「キューピー3分クッキング」です。
「実際にやる時、3分で完成するわけないじゃん！」と思いつつ見ていたのですが、とどめは「キャベツは千切りにし、水にさらし、水気をきる。千切りキャベツをたっぷり盛り付ける。」でした。簡単に言ってくれるじゃないの。私の包丁さばきでは、この部分だけで3分以上かかるし、しかもテレビのお手本のような千切りキャベツにはなりません。細切りキャベツ程度がせいぜいで。
「キューピー3分クッキング」の他のレシピに「春キャベツはあえて大きめにざくざくと切って、食べごたえを残しましょう。」というのがありましたが、私は春だろうが、秋だろうが、いつもそれになってしまいます。
そんな事を思っていた時、従姉妹からこんなものを貰いました。「ののじ」（会社の名前）のキャベツピーラーです。従姉妹は職場の先輩から紹介されて使うようになって、病みつきだそうです。
軽くひくだけで、どんどん千切りキャベツが出来るから、すごく気持ち良い。ストレス発散にもなるし。
でも調子にのってギリギリまで削ろうとし過ぎたら、自分の指まで削っちゃって。ものすごくよく切れるから気を付けてね。これを紹介してくれた先輩も指を切っちゃったから。
普段使用しているピーラーと比べると大きいし、刃も鋭くてしっかりしています。使用上の注意には「使用時、食材を持つ手が刃に触れてケガをしないよう『ゴム手袋（中厚手以上）』の着用をおすすめします。」とあります。でも、キャベツ切るためにゴム手袋の着用---したくないな。
何か面白そうだけど、ちょっと怖い。何せ私は血小板が少なくて、普通の人より血液が止まりにくいから。そして恐る恐るケースから取り出していたら、ピーラーの鋭い刃が指に触れて---ちょっとだけ傷をつけてしまいました。「血よ、出るな！」と念じたけれどダメで、バンドエイトのお世話になりました。
左が普段使っているピーラーで右が「ののじ」のキャベツピーラー
それでもめげずに、軽くひと引き（？）しただけで、お店で出てくるような千切りキャベツが出来ました。
実際に使ってみると、春キャベツのように葉が柔らかいと上手く削れません。普通の身が詰まった硬～いキャベツだと、上手くいきます。その中間くらいのキャベツだと、こんな感じに。
私が切ったとは思えない“ふわふわ” で “シャキシャキ” な千切りキャベツが大量に出来ます。しかも、いとも簡単に。
一人暮らしだから大量の千切りキャベツはいらないけれど、それでもピーラーのチカラを借りて、千切りキャベツをたくさん食べようと思います。
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