色々な方のブログを読んでいると、たまに出てくるPET-CT検査。でも、まさか自分がやるとは。経過観察では、せいぜい普通のCT検査までだと思っていました。でも腫瘍マーカーが2種類も基準値超だから、しょうがない。

 

通院している病院ではPET-CT検査が出来ないので、紹介されたクリニックへ行ってきました。学生の頃はよく通った道に30余年の時を経て、こんな事でまたやって来るとは。地図で見て「ここら辺なら知ってる!」と思ったけれど、(当然)周囲の建物は変わってしまっていました。

 

かつて何度も歩いたことのある道なのに、まるで初めての道の様でした。真正面の白っぽい色の建物は上智大学ですが、昔はこんなに高い建物ではかったな。

四谷メディカルキューブ前

 

クリニックが入っているビルには高い吹き抜けと螺旋階段がありました。最初は何か別の用途で建てられたビルなのかな?

四谷メディカルキューブのエントランス前

 

事前に貰った説明書を見ると、受付開始から検査が終わって施設を出るまでには2時間半~3時間は必要だそうで、結構半日仕事です。検査薬剤を注射して、それが全身に行きわたるまでに約60分安静にするらしい。それならスマートフォンでYoutubeでも見ていようかと思っていたら、持ち込み禁止でした。

ロッカー内の掲示

 

最近どこの検査センターでもスリッパがあるので、何も考えずに革靴を履いていったら「ご自身の靴をご利用ください」で失敗。リラックス出来ないし、脱いだり履いたりが面倒だし。事前に知っていたのかマイサンダル持参の方がいて、羨ましかったです。

 

薬剤の量を決めるための体重測定の後、看護師さんとの問診がありました。以前MRIをやった時、我慢できなくてブザーを押してしまったことを伝えました。「閉所恐怖症ではなくて、マスクが苦しかったから」と言うと館内はマスク着用ですが検査中は不要だそうで、安心しました。(ひとりでドラムの中に入るのにマスクは不要だよね!)

 

我慢できなくなって、途中中断で終了しても、料金は全額払わなければならない。そうなった場合、今日は最初からやり直すことはできない。⇒この説明に、背筋がピンとしました。

 

そして検査エリアで検査薬を注射してもらいましたが、造影剤を注射した直後のような体が熱くなる不快感は無し。注射が大変上手だったので、薬剤が体の中へ入ったという感覚もありませんでした。

 

そして薄暗い安静室(個室)で「安静」にします。トイレに行く以外はじっとしているように(ストレッチもダメ)と言われました。中にはテレビがあってヘッドホンを付けて見られるようになっていました。見たい番組がある時間帯では無かったけれど他にすることもなく「ワイド!スクランブル」や「キューピー3分クッキング」(じっくり視聴したのは初めて)を見ながら待ちました。

 

時間になるとインターホンで呼び出しが入り、機械があるエリアへ。廊下の椅子に検査着を着ていないスーツ姿の男女が座っていて「普通の人は入れないエリアなのに、この人達何の人?」と思ったら、椅子のところに「通訳者用」と貼ってありました。外国人の方も多く来る検査センターなのでしょうね。

 

部屋の中に体が入るドラムがある巨大な機械があるのは、MRIの時と同じ。でも、非常用のブザーは無いみたいでした。手をバンザイした体制でタオルを掛けられ、ドラムの中へGO!ドラムの中にマイクがあるのか、技師さんと話が出来ました。これなら安心。MRIみたいにすさまじい音もしないから、リラックス出来ました。

PET-CT

 

最初のうちは技師さんの合図に合わせて息を吸ったり止めたりしたけれど、後半は意識がありませんでした。特に辛くもなく、あっさり終わったので、所要時間を聞いてみたら15分くらいだったそうです。

 

その後はまた安静室に戻り、20分くらい休んでから完全に終了となりました。

四谷メディカルキューブのえれべ

 

結果を聞くのはちょっと怖いけれど、とにかく検査が終了して良かった。座っているか寝ていただけなのに、案外疲れた3時間でした。

 

本日の支払い:

検査センター 29,220円(PET-CT検査)

 

 

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