湯島天神の梅まつりに行った日、あと数日で休業してしまう山の上ホテルでランチかティータイムも楽しみたいと思いました。が、10:30から配布されたコーヒーパーラーヒルトップの整理券番号は、ディナータイムの17:00以降になってしまうものでした。梅まつりだけでは時間がつぶしきれないので、山の上ホテル近くの明治大学博物館を見学することにしました。
明治大学博物館は、建物の地下1階にあり、日・祝・大学の休業日以外は無料で観覧できます。「商品部門」「刑事部門」「考古部門」がありますが、私が行った日は「商品部門」は展示品入れ替え中で観ることが出来ませんでした。
明治大学の公式キャラクターの「めいじろう」がお出迎え。
明治大学が建っている場所でも、建て替えをする時に遺跡の発掘が行われたそうです。
歴史の授業で習った「岩宿」遺跡の展示は、この年だからじっくり観たのかもしれません。懐かしくて。
教科書の写真でしか知らなかった貝塚も、こんな感じの展示で観ると「本当に貝がいっぱいだ!」とイメージがつかめました。
大きい埴輪を近くで観ると迫力があります。(レプリカですが)
この博物館の常設展示は、写真撮影OKです。ただし、自撮り棒はNGとのこと。(博物館の中で自撮り棒を使ってまで写真撮りたい?)
「刑事部門」の展示が、他の博物館と違ってユニークな切り口だと思います。
御用だ!
捕まって、正座の姿勢で縛られたらーーーすごい拷問だ。私だったら、もはやこの姿勢さえ取れないと思う。
明治時代に絞罪柱(こうざいちゅう)というものです。死刑囚に錘(おもり)を付けた縄で首をくくり、足の下の台を外すという非常に苦痛を伴うものだったそうです。
囚人の苦痛を緩和しようと、明治6(1873)年には階段つきの絞首台に改められたそうですが、何か考えさせられる展示でした。
ギロチンのレプリカもありました。フランスでは1981年までギロチンで処刑を行っていたそうです。
時間がたっぷりあるので、ものすごく時間をかけてじっくり観てもまだ時間が余ったけれど、その後は山の上ホテルのロビーでロールケーキを購入し、
(実家に差し入れたら、好評でした。そりゃそうでしょう。)
その後はまだまだ待って、それでもコーヒーパーラーヒルトップでディナーをいただくことができました!
こんな機会なので、コーヒーパーラー開店当初から続いていて多くの文化人に愛されてきたという「小海老のロングマカロニグラタン」に。マカロニは本当にロングでした。味は見た目よりはシンプルです。
締めに豪華な「プリンアラモード」とコーヒーをいただいて、長かったけれど充実した御茶ノ水周辺での1日を終えました。このようなスケジュールをこなせる自分の健康状態に感謝しつつ。
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