インフルエンザ予防接種をして、年末調整のデータのWEB提出が終わると、やって来るのが毎年恒例の人間ドック。これが無事終わってくれれば、楽しい年末年始が迎えられます。

 

去年から人間ドックの「問診票」もWEB回答になったので「前と同じ」で良ければ、見るだけで完了するから簡単!(こうなると他所の健診センターに移れなくなる---それも狙いか)

 

乳がん術後半年でやった職場検診の時は、「問診票」の病歴に「乳がん」の病名コードを記入するのが、悲しかった記憶があります。でも今はWEB回答で、前のデータが残っているから「ふーん、私の病歴は『乳がん』『突発性血小板減少性紫斑病』ね」とチラッと見て終了。心に響くものは、何もありません。

 

日常生活がコロナ前に戻りつつあるのと同じで、健診センターの様子も去年とは変わってきていました。

 

ここ3年は待合の換気が良すぎて、検査着1枚では寒くて震えることが多かったけれど、今回は昔に戻って普通に快適な温度でした。また、待ち時間に雑誌を読むのが結構楽しみだったので、マガジンラックの雑誌が復活したのは、うれしかったです。たまたま手に取った婦人公論12月号に、虎の門病院乳腺内分泌外科の「頭皮冷却療法」の特集があって、思わず熟読しました。

健診センター待合

 

そしてコロナ禍の間はやっていなかった呼吸機能検査が遂に復活。筒を加えて息を吹き出す、私は苦手な検査です。

呼吸機能検査

胸の中の空気を勢いよく最後まで吹き出す」一生懸命やっているのにNGになったのが、1度や2度ではありません。「真面目にやってください!」と怒られてしまったこともあります。「この検査やるの、久しぶりです」と言ったら9月から再開したとのこと。久しぶりの検査でしたが、一発でOKをいただきました。

 

去年、人生2度目の胃カメラ検査を「鼻から」カメラを入れてやりましたが、今年も自己負担金5,500円を支払ってバリウム検査から変更しました。実際、カメラが喉の辺りを通過する時は、下へ降ろす時も上に抜く時も多少「ウッ」となりました。

胃カメラ検査

でも、涙目になりながらバリウムを飲み、口の周りが真っ白になった状態で「左に回れ」「斜めになれ」「もう2周回れ」等と言われてバタンバタン動く大変さを思い出すと、胃カメラ検査は(私にとっては)楽すぎです。検査後30分で鼻と喉の麻酔が切れてしまえば、すっかり元に戻れます。バリウム検査だとあの白い物体を排出すために検査後半日苦しむ---もうバリウム検査には戻れません。

 

胃カメラ検査は、終了後にすぐ先生が画像を見ながら説明してくれるのもありがたいです。良性ポリープと逆流性食道炎の跡(いつの間に?)があるのが、しっかり確認できました。胃カメラ検査は予約枠が少なくて3ヶ月以上前の予約が必須だから、もう来年の予約をしておこうかな。

 

乳がん術後に過去2回やったマンモグラフィ検査は、術側はすごく痛くて胸がちぎれるのかと思う程でした。さて術後4年経った今年はどうだろう。

 

技師さん(女性)に、切った後を確認したいと言われて「どうぞ、どうぞ」と堂々と見せてから、スタート。術側の右側を上から押しつぶす時、やっぱりすごく痛い。だめか~。

マンモグラフィ

 

手術+放射線治療で乳房の中身が硬くなってしまったから、つぶす時に痛みを感じるのだと主治医から聞きました。時が経っても、弾力性は戻らないのか---。そして、今回気付きました。痛みの原因はもう一つ。センチネルリンパ節生検で腋の下を切った時の傷跡です。そこがグイグイ引っ張られ、ギーっと引きつれた痛みが発生し「おぉ~!」となっていました。技師さんには「ちゃんと撮れていますか?やり直しって言われるとキツイです。」と言ってしまいました。

 

これが無傷の左胸の方は「ふわん」と胸全体が動いてつぶれるので、ほとんど痛くありませんでした。この健診センターは最新の良い機械を使っているから(聞いたら、今年入れ替えたそうです)所要時間は短いし、手術さえしていなければ痛みなんてほとんど感じないで終わりそうです。撮影した結果は有料(1,470円)だけどCD-ROMで貰って、主治医に診てもらいます!(やっぱり今年も痛かったと報告しなきゃ)


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