十勝岳温泉へは上富良野駅から町営バスが出ていますが、普段は1日に3往復しかありません。ただ夏の土日祝は朝に1往復増便するので、6:50am 駅前発のバスで行って、朝風呂と山の景色を楽しもうと計画しました。
こんな小さいバスで45分、途中からは山道を上がって行きます。補助椅子も出せば27人乗れるそうですが、私ともうひとり以外は全員が装備もしっかりした登山客で、荷物もたくさん。この後のバスは2時間後なので、乗れない人がいたらどうしようと思いました。
山道を上がり始めると、途中の吹上温泉辺りまでは霧がかかっていて景色は真っ白。ひょっとして山は拝めないのかなと思っていましたが、十勝岳温泉まで行くと綺麗な青空が見えました。(ここは雲の上の世界)風が強い日だったので、帽子が吹き飛ばされそうになりましたが。
皆さんバスを降りると準備を整えて、山道を登り始めますが
私はこちらで日帰り入浴です。こんな山の上でも館内では普通にWi-Fiが繋がります。
凌雲閣の大浴場は、白金温泉のホテルパークヒルズと比べるとかなり小さいです。(1/4以下?)でも朝8時にお風呂に入る人なんてほとんどいなくて、女湯は1時間くらい、ほぼ貸切り状態でした。(1,000円で、ほぼ貸切り温泉なんて最高!)
「段差がありますので ご注意してください」お湯が濁っていて、段差が見えないので慎重に入りました。中も岩で結構ゴツゴツしています。足元が危ないので、ここのお風呂は子供とお年寄りにはお勧めできないです。
途中で幼児を連れたお母さんが入ってきたのですが、入る時は子供をずっと抱っこしていました。そして子供が飽きてしまい、5分もしないで出ていってしまいました。
でも足元に気を付けながらお風呂の中を歩いていき、ドアを開けて外に出るとお風呂につかりながらこんな景色が見られます。
ものすごくぬるいお湯だから、体がふやけるまで入れそうです。(冬は水風呂になってしまうので入浴できません)
大広間で休憩が出来ますが、こちらからも山が見えて、しかも部屋の中には私だけ。下に降りるバスを待つ間、すごく贅沢な時間を過ごしました。
外のテラスに出ると、こんな景色が広がっていました。温泉にゆったりと入り、山の景色も堪能して「早起きは三文の得」と思った朝でした。
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