閉院のお知らせ
この度、諸般の事情により、2020年8月31日を持ちまして「○○整形外科クリニック」は閉院することとなりました。
挨拶文の日付は7月31日付になっていましたが、家にハガキが届いたのは8/22の午後。もう10日も無いじゃない!
新型コロナの影響で、高齢者の受診が激減している様なので、経営難? 先生が早期引退したくなった?
このことを会社の同僚に話したら、子供たちが診てもらっていた近所の小児科クリニックも、コロナと少子化の影響で来院者が減り、閉院してしまったそうです。
ハガキが届いてから行ける日が、今日しかなかったので、朝一番で行ってきました。閉院のお知らせが来たのが先週の土曜日だったと受付の人に言ったら、正式に決まったのが8/13で、それからの作業になってしまったので---と急なお知らせについて謝られました。
先生、おやめになるんですか?
はい、やめます。(あら、なんと清々しい表情)
次を紹介したいんだけれど、電話して聞いてみるとやめようと思っている先生が何人もいて、紹介してもすぐにやめてしまうかもしれないから、紹介できないんです。だから、薬を多めの日数で処方しておくので、その間にネットなんかで探してください。新しい先生には「おくすり手帳」を見せて状態を説明すれば良いから。
やっぱり、コロナの影響ですか?
僕ひとりだけじゃなくて、スタッフもこれだけいるし、場所も維持しなきゃならないし。
引退されるんですか?
いや、ま、どこかで非常勤かな。
新型コロナ発生後、先生はいつもフェイスシールドをしていましたが、今日は無し。特に前回は先生の表情が暗くて、あまり患者を診たくなさそうな感じがしたのですが、吹っ切れたのかな。元々のお話好きの先生に戻っていました。
受付の人の話では、先生のお知り合い、お仲間は同じくらいの年齢(60代)なので、開業している先生は、これを機会に閉院を考えている方が何人もいるそうです。ここにもコロナ禍が。
このクリニックは、肩こりを何とかしたくて受診しましたが、初診日が乳腺クリニックと同じという、何とも運命的なクリニック。閉院してしまっても「初診日2019年5月25日」は、一生忘れないでしょう。
長年通っていた美容室が閉店してしまったのに続いて、2件目。今まであったものが急に無くなってしまうのは、寂しいです。ちっとも収束しない新型コロナウイルス。これからも、こんな事が続くのかな---。
ブログ村に参加しています。
クリックしていただけたら嬉しいです。