入院は、手術日前日の7/24。入院受付開始時間の9:00に入退院受付へ。
差額ベッド代がいらない4人室の廊下側を希望していましたが、満床ということで窓側へ。先輩方のブログで部屋から富士山が見えたり、海岸が見えたりという写真を見ましたが、ここは東京。見える景色は病院の別棟とマンションやオフィスビル。景色が楽しめるような窓ではありませんが、空いていないならしょうがない。
まずは病棟の受け持ち看護師からオリエンテーション。食事、飲食の制限や手術日の流れについて説明を受けます。
その時まで知りませんでした、明日の手術日は食事ができないことを。朝食は当然、昼食も必然的に、でも夕食まで無しなんて。朝9時からの手術なのに、信じられない。先生は「乳がんは体の表面的な手術なので、術後の回復は早いです。」と言っていたけどな。
また、渡された診療計画書にはマックスの9日分の日付が印刷されていました。「3日で帰るから」と心の中でしっかり決意。
何せ私の病室は、アラフィフの私以外は皆さん70歳オーバーと思われる方々。友人へのLINEには「老人ホームの体験入所に来たみたい」と打ちました。(ここは、私がいるべき場所ではない!)総合病院の外科のフロアだからでしょうか。
先輩方のブログにあるような「同室の人と語りあった」「他の乳がん患者さんがなぐさめにきてくれた」等とは縁がありませんでした。
手術日前日の採血が終わると、今日は「シャワーを浴びる」「21時以降翌朝7時までにOS1を最低1本(500ml)飲む」他には何もやることがありません。ゆったりとくつろげる環境でもないので、外出許可をもらって会社へ行ってしまいました。入院すると腕に個人識別用のタグをまかれますが、半袖の季節では目立ちすぎ。そっと腕から抜きました。(病院へ戻ったら何事もなかったかのごとく、また腕にはめましたよ。)
外出のため昼食と夕食をパスしたので、結果今回の入院で病院食は、退院日の朝食しか食べませんでした。
ほんの一瞬病棟にいただけなのに、外に出たとたんに、ものすごい解放感。この日ほど会社の環境が心地良かったことは未だかつてありません。普通にデスクに座り、電話を受け、メールで相手とやり取りをする---ただそれだけなのに。終業時刻後はすぐに病院へ戻りましたが、なんとその足取りの重いことか。
病棟に戻ると夜勤の看護師さんから「御用は済んだんですか?無事戻られて良かったです。」と声をかけていただき、ありがたかったです。イレギュラーな事をしてすみませんでした。
デイルームで買ってきたお弁当を食べ、シャワーを浴びると、あとはOS1地獄が待っていました。元々ポカリスエット、カロリーメイト、サプリメントの類が全くダメな私にOS1ですよ。進まない、進まない。最近テレビで所ジョージさんを見るといつも「あんなまずい飲み物のCMやっているのね」と思っています。
同室の方は通路側2名が車椅子利用だったので、夜お手洗いに行くときの物音がそれなりにあり、自分は自分でOS1が進まないトラブルで全く熟睡できない手術日前夜でした。
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