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さて、いよいよ観戦初日(Day2)です。
とはいえ、豊田スタジアムで行われるSS8は19:30開始なので、ぼちぼち準備します。
一般観客は豊田スタジアム周辺にクルマで行くことはできず、電車で豊田市まで行ってそこからシャトルバスかタクシー、徒歩で現地に向かうことになります。
と言った事から、沢山物を持って行くのはなかなか難しい感じ。とは言え、この季節、夕方から冷え込む可能性もあるので、上着は忘れずに持って行きたいところ。あとは、スタジアムセッション向けに望遠レンズ付きのカメラがあるといいですよね。
スタジアム内に席はあるので、折りたたみの椅子は無くても良いと思いますが、スタジアムの椅子に敷くマットのような物があると良いかも。長時間座ってると、お尻が痛くなったり、冷たかったりしますし、雨で濡れてた時には、服の濡れ防止にもなるかも?
あと、こういうイベント時って、スマホとかをいつも以上に使うし、回線も混雑するのか、バッテリー消費が予想より多い場合がありますが、そう言う時のバッテリー上がりは致命的なので、予備のバッテリーやスマホの充電器とケーブル類は必須ですよね。
あとは、現地で欲しい情報として、エントリーリスト、サービスパークレイアウト、タイムスケジュール、アイテナリなどを用意しました。
他にはスナックやサンドイッチ、飲み物なども適宜準備しておくと、売店に長い列ができている時などに便利ですし、寒い季節には暖かい飲み物を魔法瓶水筒に入れて持って行くと助かります。
そして、チケット。色々持ち物を考えて準備しているうちに、チケットを忘れた!なんてありがちなので、しっかり準備しましょう(笑)。
そして、行動しやすいようにこれらをリュックに詰め込んで出発します!
豊田市駅前の様子。
ラリー、一色でした。
マンホールもラリー仕様。
10分ほど歩くと、豊田スタジアムが見えてきました!
会場入り口。
入ってすぐ左手で水素発電が行われてました。
ラリーもカーボンニュートラルに向けて進んでいるようです。
その奥には歴代ラリーマシンが!
懐かしくて嬉しいです。
トヨタ車体のハイエースも!
とか色々見ていたら、国沢さんスタートなので、お見送り。
トヨタのサービスでは水素発電。
ピットや、サービス、飲食店などの電源には自家発電機が多用されていて、競技車両よりも多くの二酸化炭素を出している・・・なんて話もあるので、こういった所の対策も良い方法の模索が必要ですよね。
バッテリーと水素、どっちが優れているのか?なんて言う議論がありますが、本当に分かっている人は、今唯一の答えが無いことを分かっているので、そう言う議論には口を出さず、良い組み合わせ・方法を模索しているのだと思います。
CAST Racingのサービス。
トークショーも!
BOYS AND MENのライブもやってましたが、写真撮ろうとしたら怒られた! SNSで拡散してくれて、みんなで楽しむのが今風じゃないの?
あと、HYUNDAIがIONIQ5 のドリフト仕様を持ち込んでました。
タイヤはナンカン。285/35ZR20だって!
リアを拡大すると、油圧サイドブレーキのキャリパーが追加されていました。
スタジアム外を色々みたら、スタジアムの中へ!
天然芝を剥がして、舗装し直したというコース。
ここに座って持って行ったサンドイッチを食べていると、デモランが始まりました。
運転していたのは・・・なんと、あの土屋圭一さんとのこと!
だからいい感じに流して走ってたんですね。
でも、なんのアナウンスもなかったし、トークショーもなし! 折角ならスタジアム全体にアナウンスしたら、みんな集まるでしょうし、走った後でこのコースについてとか、WRCについてとか、ドリキンの軽快なトークで紹介してくれたら相当面白かったと思うんですけどね〜。
土曜日には織戸学さんも来てたみたいですが、何かイベントとかやってんですかね? こういうのも もっと発信して、盛り上げたら楽しいのに!!と思いました。
次は電動カートや、水素エンジンカートの走行。
皆さん楽しそうに乗ってました(^^;;
小林可夢偉さんのインタビュー。
その後、ダカールラリーに出ている日野自動車のトラックが走行。
往年のラリーカーのデモ走行も。
このセリカGT-Four、なんとあのユハ・カンクネンさんがドライビング!
このランエボも発売された時はこのリアスポイラーが純正とは信じられなかったし、インタークーラーへのウォータースプレーなど、画期的WRCアイテム満載でしたよね。
雨の中、ドラリバーインタビュー。
そしていよいよWRCの走行か近づいてきました!
日本の星、勝田貴元選手の走り!
チームメイトのエバンス選手に勝利!!
エバンス選手といえば、今年のWRCのポイントランキング2位、今回のWRC Japanのこの時点でトップを走っている選手(最終的にWRC Japanで1位獲得)ですよ!
コンクリートウォールに囲まれたウェット路面でのテクニカルコースで世界のドライバー相手にこんな走りができるなんてすごいです。
SS8は1位ラッピ、2位オジェ&勝田(同タイム)で終わりました。これでドライだったらどんなだったんでしょうね〜。
その後、勝田選手の父、勝田範彦さんが走行!
いい走りをしてたのですが、最終コーナーのコンクリートウォールに左リアをヒット!
その時点では走行できたのですが、1コーナーで左リアタイヤが外れてクラッシュ!!
新井敏弘選手と新井大輝選手。
父の新井敏弘選手といえば、SUBARU TEAM ARAIとして全日本で、世界で活躍されている方。
デモランとかでもサービス精神旺盛な走りも見せてくれる良い方です。
そんな親子が、ここSS8で直接対決!!
デュアルで走るのも珍しいのに、その2台が親子なんて、なんという巡り合わせ!
これは熱くなっちゃいますね〜。
さて、結果は如何に???
アメブロには動画は1分までという制約があるので、ここまで(笑)
全体は、YouTubeなどでご覧ください・・・
そして、次は国沢さん。プライベートでWRC参戦するなんて凄いことですよね。忖度とかが嫌いとの理由で、スポンサーもなしで頑張られています。流石に厳しくて個人サポーターさんにサポートしてもらったりはしているようですが、個人のサポートは限れれてますからね・・・
そんな、「ぶつけたらジ・エンド」のリスクを背負った国沢さんの走り。
途中AFが上手くいかず、見えづらいですが、よくよく見ると 結構滑ってます(笑)
ラリー1に比べ、改造範囲が限られているカテゴリは地味に見えますが、その中で結構攻めている所が分かると面白いです。
あまり詳しくはないのですが、FIA規定に準拠した車両を購入すれば、(ライセンスは必要ですが)誰でもWRCに参加できると言うことで、色々なメーカーが車両を販売しています。
と言っても、その車両購入からセッティング、スペアパーツの準備やタイヤ・ホイールの準備、工具やサポートメカニック、車両の輸送、宿泊など全ての費用を考えるとなかなか大変です。
来年のオートサロンでYarisのラリー2車両を発表すると告知されているので、来年のWRC Japanは更に盛り上がるかも? 楽しみですね。
そんなこんなで全て見終わると、帰りは21時過ぎ。案の定、観戦中も含めてめちゃくちゃ寒かったので、防寒着をこれでもかというくらい準備していって正解でした。
ということで、豊田スタジアムを後にします。
豊田市駅への道中。クリスマスイルミネーションが綺麗でした。
もう少し早い時間なら、皆さんここで一杯って感じかもしれませんが、この時間だと明日に備えて帰ろう・・・という人の方が多いかも。
駅前にはRallyJapanのイルミネーションが。
ということで、Day2を終了し、翌日はDay3の新城です。