コンプレッションも正常だったので、イグニションコイルの可能性が高くなって来ました。
と言う事で、どのイグニションコイルにするか検討しました。
安心の純正品にするか?
コスパのいい純正互換品にするか?
値段も様々ですが、性能も(多分)様々なのでしょうね。
純正が 1本9000〜1万円なのでこれを基準に考えました。
互換品は、1本あたり千円くらい安いので4本で4000円の差。これくらいの差だと信頼の純正を選ぶかな〜。
元々圧縮比の高いFA20をターボ化してるので、着火に必要なエネルギーも大きめだと思うんですよね。なので、強化品にすることで燃焼も安定し、パワーアップできる可能性も。そういう意味で強化品は魅力的ですが、流石に倍の値段するクスコは ちょっと考えますよね。値段以上の差があることが分かれば買えなくもないけども、元々電気系とか点火系が得意なメーカーじゃないし、ネット上にもそこまで差があるという記事も見つけられず。謳い文句も「最新式のダイレクトイグニッションコイルによりノーマルコイルに比べより強力な点火を実現し、高回転域での失火を抑制します(電圧のバラつきを抑え高電圧を維持)。またフィルター効果により電気的なノイズ(余分な電流)を除去し、高回転まで安定したスパークを実現します。」となってるので、どれくらい良いのか判断できず・・・。
そういう意味では、純正と同程度の値段のKAZAMA AUTOは試してみる価値あるかも。見た目も赤に変わるので分かり易いし(笑)。性能は分かりませんが、「風間オートが開発したダイレクトイグニションはノーマル比10%UPなので極度のスパークを求めず純正+αの容量!スパーク電圧30000Vの高出力コイルです。」と書いてあります。3万ボルトがどんなものか分かりませんが、10%アップなので気持ちアップするくらいの感じですかね。
HIGH SPARK IGNITION COILは純正よりちょい高。HPには「安定した電圧でエンジン回転数の全域に渡りスムースな上昇回転を目指した製品です。低回転のアイドリング時においても最大電圧15kv(純正品は10kv前後)のスパークを実現しています。」KAZAMA AUTOの3万ボルトよりも低い数値ですが「アイドリングでも」と書いてあるので、条件が違うのかな? 純正比1.5倍に見えるので、KAZAMA AUTOの1.1倍よりも効果が大きいかも??
ということで色々悩みましたが、今回はHIGH SPARK IGNITION COILにしました。
開封。
説明書、注意書き、シール、保証書、イグニションコイルが入ってました。
注意書きには色々書いてました(笑)
早速イグニションコイルを観察。
外観はほ純正とほぼ一緒。下のゴムブーツが外せる純正に対して、HIGH SPARK IGNITION COILはゴムブーツが本体に接着されてるようで、外すことができませんでした。
コイルトップにはHIGH SPARKSの文字が印刷されてました。取り付け後は見えませんが(笑)。
コネクタはアプライドA&BとC以降で形状が異なるそうです。中でもアプライドCは2種類混在してるとのことなので、購入時にはコネクタの形状を確認してから発注したほうが良いかと思います。
アプライドA&BとCの一部?は楕円形コネクタとのことですが、アプライドC以降は6角形のコネクタ(ぱっと見三角形に見えますが)のようです。
プラグ側。
何かはわかりませんが緑の筋があります。
この緑の筋、純正には ありませんでした。
なんのためなんでしょうね??
取り付けは、プラグを組んだあと、このコイルを捩じ込み、ボルトで固定、コネクタを差し込めばOKです。
注意が必要なのは、コネクタの嵌合。新品だからなのかもしれませんが、純正に比べて固くて、カチッという感触が少なかったので、コネクタを引っ張って抜けないことを確認しておかないと、接触不良でトラブルになる可能性あります。作業性悪い場所なので、ついつい「ま、大丈夫でしょ」と思いたくなりますが、ここは確実に・・・
今回、コンプレッション測定のために燃料ポンプのヒューズを抜いていたので、これも戻す必要があります。
その後、再度 各部の確認と、工具などの置き忘れがないかチェックします。
失火が直ったか、強化コイルの効果などはまた後日・・・。