一流のプロ?でも知識の無さは致命的です。

 

今回相談者様がOH等を依頼した自称プロの方の話になりますが・・・

 

その方はヤフオクでチューニングしたエンジンを売っている方で自称元ワークスのチーフメカだっだそうで、普通のプロより技術等はすごいのだと思います。

 

HP等も見ましたが個人的には尊敬する方と思っていました。

残念ながら今回の色々な事で正直がっかりと残念に思います。

 

今回の記事は前書き込み以外の不具合等の話です。

 

前回はオイルポンプ関連でしたが・・・・

 

今回はガスケット等の話になります。

 

 相談者様は自身で88ccにボアアップ等されていて最初そのプロの方にOHとさらなるボアアップを依頼されたそうです。

OH後ナラシ等をしっかりやって2千キロ前後辺りから異音が出始めてシリンダーからオイル漏れも出てたそうです。

丁度2500キロ位でツーリング中に突然エンジンが止まってしまい何とか再始動出きて低速で何とか家までたどり着いたそうです。

 

その後プロの方に一報入れたら見たいので送ってくれと言われ送ったそうです。

結果的には、ヘッドガスケットの吹き抜けが原因だったそうで、その吹き抜けたガスケットの画像拝見しましたがモロに中華製のガスケットでした(笑)

オイル漏れもそれが原因と言われたそうですが私が画像見た感じではシリンダー下のガスケットも粗悪品だから漏れたと思います。(吹き抜ける前から漏れていた)

 

最初のボアアップ&OH後に再OH時タペットクリアランスが0.1mm位有ったと報告を受けたそうです。

今回再OH後依頼者様が確認した所やはり同じ位の0.1前後だったそうです。(カチカチ音が出るレベルです)

まれに中華ヘッドなどでナラシ後クリアランスが広くなるものも有りますが0.05が0.1まではならないです。

OH時の報告だとヘッドはまだバラしていないがカムもしくはロッカーアーム等摩耗が考えられると言われてその後原因の報告は無かったそうです。

ちなみに依頼者様のヘッドは純正のE印系6Vのレギュラーヘッドでロッカーアーム等も純正だそうです。

 

もっと大変なのはクランクのコンロッドが限界近いので交換が必要と言われたそうで・・・

このクランクはプロが推奨すると言っている49.5mmストロークの物でボアアップ時最初に付いていた88用の52mmシリンダーを使い下駄かまししてシリンダー長を合わせたものだったそうです。

 

下駄かましは私も以前良くやりましたが・・・(笑)

 

結果・・・・

 

*ヘッドガスケットが吹き抜け

*シリンダー下からオイル漏れ

*タペットクリアランスの広がり

*クランクのコンロッドが限界になっていた

 

っという事だったそうです。

私が聞き、見た限りでは・・・

 

●ヘッドガスケットの吹き抜けは中華製ガスケットが粗悪品だったのが原因

●シリンダー下からのオイル漏れはこれも粗悪ガスケットが原因

●タペットクリアランスの広がりはパーツの摩耗等でおこったりしますが今回の走行距離等を見る限りでは有り得ないです

●クランクのコンロッドが限界、これは前書き込みのオイルポンプ処置不良で

 十分なオイルが行き届いていなかったのが原因

 

と判断します。

 

次回は最終的なお話を書いてみたいと思います。

 

 

 

 

一流のプロ?でも知識の無さは致命的です。

 

今回相談者様がOH等を依頼した自称プロの方の話になりますが・・・

 

その方はヤフオクでチューニングしたエンジンを売っている方で自称元ワークスのチーフメカだっだそうで、普通のプロより技術等はすごいのだと思います、が。

 

今回の件ではあまりの知識の無さに相談された私も驚きでした。

作業終了して現物を目の当たりにしてあまりに心配になりバラして見たそうですが・・・

 

そのプロ?の方はOH後実走行して不具合が無いかをテストするそうで。

当然オイルポンプがしっかり機能していないので(ケースの加工は無し)オイルが各部にしっかり回っておらず、一番問題になる部分がクランクシャフトのコンロッドベアリングですが、新品クランクなのに若干クリアランスが大きい感じだったそうでした。

 

他にもヘッド周りにオイルが十分に回っておらずカムやロッカーアームにも不具合が出ていたそうです。

一番笑えたのがタペットクリアランスが0.1mm以上有ったそうで、タペット調整もままならないのかと驚いておられました。

 

他にも元々6Vの強化オイルポンプのはずがクランクを変えたため細いオイルスピンドルに交換すると言う話で、実際には12Vの強化ポンプに12Vの細いスピンドルが付いていたみたいです。

 

元々のベースが6Vクランクケースなので12Vオイルポンプにする場合記事の様に加工が必要なのですが・・・

12V用スピンドルとポンプだけ買えたのみで加工は無く今回の事態になったそうです。

 

他にも色々細かな不具合カ所も多々有ったそうで・・・

 

その他の不具合、細部は又改めて書き込みしたいと思います。

 

今回この様な記事を書くのに正直かなり迷いました。

他の方の、しかもチューナーの記事を書くのは個人的に好みませんが・・・

同じ様な被害者が出ても忍びないのと依頼者の気持ち等も有りましたので記事にした次第です。

 

 

どんな一流のプロ?でも知識の無さは致命的です。

 

12Vと6Vエンジンのオイルポンプ構造と違いを書きましたが今回の問題は・・・・

 

6Vクランクケースを12V化する場合にオイルポンプも12Vポンプを使用する場合に必要な改造が有ります。

 

まずケース自体の違いですが・・・・

 

これが12Vケースのオイルポンプ取り付け場所。

 

これが6Vケースのオイルポンプ取り付け場所です。

オイルが通る溝の形状が全然違います。

 

実際に6Vケースに12Vポンプを付けてみると・・・

ポンプバナナ型の穴とケースの溝が合っていません。

これだとオイルポンプがオイルを吸いたくても吸えない状況です。

 

こちらの画像は12Vケースに12Vオイルポンプを付けた物ですがバナナ型の穴にケースの溝がしっかり合っています。

 

右側が6Vポンプ。

6Vケースに6Vポンプを付ければOKなのは6Vポンプは裏の溝が有るのでケースの溝が無くてもポンプ側の段差溝を通るのでOKです。(画像右側)

 

この画像の方が分かりやすいかな、バナナ型の穴とケース溝がまったく合っていません。

 

ケース側の穴と溝、ポンプ側のバナナ型の穴がまったく合っていないの分かりますか?

これじゃーオイルポンプはオイルを吸わず履けずです。

(画像下側のバナナ型穴です)

 

ネットで調べると12Vポンプの裏側に6Vと同じ様な溝を起用に掘られる方もおられる様ですが実際問題ポンプ側は材質が薄いので個人的にはあまりお勧めはしません。

 

それではどの様に対処するか・・・

 

私の場合(ほとんどの方はこれです)12Vケースと同じ溝をケース側に加工する方法を取っています。

マジックでケース加工用の印をつけてます。

 

こんな感じの加工をしています。

っと言うよりこの様な加工をしないとオイルポンプがオイルを吸わずはかず、役割が出来ずエンジンは確実に壊れます。

 

他には6Vと12Vのオイルポンプを回すスピンドルの違いです。

 

一枚目画像が勝手に回転してしまっていますが(笑)

二枚目左が6V、真ん中が純正12V、右が社外クランク等を使う場合の細型12Vスピンドルです。

 

今回一番問題になる部分がこの様な感じです。

 

次回相談された方がOH等を依頼された話を書きたいと思います。