プラグの焼けとキャブのセッティング最終編です。
 
まずはキャブレターの点検と準備からです。
 
私の場合二次エアを防止する意味もありキャブ、マニ、ヘッドのあわせ面にはガスケットだけではなく液ガスも出来れば使います。
 
キャブのセッティングはMJのスタートは大き目から始めます。
ニードルは最終的にセッティングして途中でいじらない。
 
ASを所定の位置に設定します。(メーカーによってですが1~1 1/2回転)
 
エンジン始動してアイドリングは高めに設定、十分暖気をしてからASを開けて行きアイドリングが一番高くなる位置を探す。
 
ASを一番高くなる位置から1/8から1/4回転戻してあげる。
 
アイドリングが安定していればOKですが不安定やしばらすくるとエンジンが止まる
などする場合はASの調整もしくはSJの変更をする。
 
 
アイドリングを適正位置に調整してからアクスルを1/2~2/3位まであおって見る。
 
この時ばっくファイアーや回転の戻りが遅かったりした場合はSJ番号を一つ大きくする。
 
回転が不安定ならASの微調整をしてアクスルのレスポンスを良い位置に調整します。
 
ヨシムラのTMはASの調整がかなりシビアなので普通1/4回転くらいで調整しますが
ヨシムラの場合は1/8から1/16位のしびあな調整になります。
 
回転の戻りが悪い場合は二次エアの可能性も有るのでアイドリングを少し高めにしておいてパーツクリーナーをキャブレターに入らない様にしてヘッド、マニ、キャブの
つなぎ目にかけてみる。
エンジンが止まったり回転が変る場合は二次エアを吸っています。
 
再度継ぎ目の点検をしてガスケット交換か液ガスなどで対策してください。
 
アイドリング、1/2位までのアクスルあおりがOKであれば実走行に入ります。
 
この時はまだニードルはいじらないでMJの設定を行います。
 
1-4速まで全開で引っ張って走ってみる。
 
中速域のもたつきなどはアクスルワークでカバーしながらレッドゾーンまで回してみる。
 
高回転域で息継ぎやもたつき、上まで回らないなどの状況になった場合プラグの焼け色を見てみる。
 
プラグの焼け色は2-3回全開走行後、3ないし4速全開時キルスイッチにてエンジンを停止してクラッチを切り打製で端によりプラグを見てみる。
要は全開時の焼けを見るのでアイドリングやエンジンブレーキなどは使わない様にします。
 
プラグがカブリ気味ならMJを小さくしていきます。
 
最初は大き目のMJからスタートしていますのでほぼ小さくするパターンでセッティングしますがまれに逆も有りますのでプラグを良く見てくださいね。
 
この作業の繰り返しでプラグの焼けが良くなってきてMJが決まってから始めて
ニードルをいじります。
 
中速域で息づきやもたつきがある場合は殆どが薄い場合が多いのでニードル
クリップ位置を下げてみます。
 
トータル的なセッティングが決まったらゼロスタート加速で4速まで全開して
プラグの最終点検をします。
 
OKならばセッティングは終了です。
 
プラグが焼け気味ならMJの再設定もしくはプラグの番ていを一つあげて
みるなどの処置をします。
 
こんな表を参考にしてみてください。(パクリですが・・・)
 
スロットル開度全開時、息つき・ノッキング・オーバーヒートする。   
燃料が薄い為、MJを大きくする。
 
スロットル開度全開時、頭打ち・ぼこつき・パワー不足。        
燃料が濃い為、MJを小さくする。
 
スロットル開度1/2~全開時、息つき・ノッキング・失速する。      
燃料が薄い為、MJを大きくする。
 
スロットル開度1/2~全開時、もたつき・ぼこつき・加速不良。      
燃料が濃い為、MJを小さくする。
 
スロットル開度1/8~1/2時、息つき・ノッキング・失速する。      
燃料が薄い為、PJを大きく又はASを締め込む。
 
スロットル開度1/8~1/2時、もたつき・ぼこつき・加速不良。      
燃料が濃い為、PJを小さく又はASを緩める。
 
アイドリング回転が不安定(ハンチング)。                  
燃料が薄い為、PJを大きく又はASを締め込む。
 
アイドリング時、黒煙が出る・音が鈍い・しばらくするとエンストする。 
燃料が濃い為、PJを小さく又はASを緩める。
 
急閉時、アフターファイヤー・エンジン回転の戻りが悪い。       
燃料が薄い為、PJを大きく又はASを締め込む。
 
良く掲示板やブログなどで適正MJやSJを聞いていて答えてくれる方がいますが
エンジンの仕様やマフラー、キヤブレターの種類、大きさ、ファンネルかパワー
フィルターかによってもセット内容はまったく異なります。
 
基本大き目のMJからスタートするのが良いです。
 
逆にマフラーなどのセットを変更すれば又セッティングも変って行きます。
 
私の場合はバルブタイミングも変更したりしますのでそのたびにセッティングが変ります。
特にFCRなどのレースキヤブと言われる物はかなりシビアなセッティングです。
 
昼間と夜の寒暖の差が激しい時などは昼間セッティングしても夜になると変ってしまうほどシビアなセッティングになる事が多いです。
 
基本レースキヤブなので仕方ないですが(笑)
 
キャブレターのセッティングは季節や天候、気温などの変化によって当然変って行く物です。
 
少しめんどくさいですがエンジンのためにもこまめなセッティングとメンテナンスを
お勧めします。
 
セッティングする場合はその場その場でノートなどに細かくメモしておく事をお勧めします。
 
これは後々のデータとして役に立ちますので是非お勧めです。
 
私のブログを見に来ていただいている皆さんに是非挑戦してもらって参考になればと思います。
 
私も素人なので間違った表現や言葉など有るかと思いますが寛大な目で
読んでみてください。
 
セッティングする場合はあくまでも個人の責任において行ってください。
 
最後まで読んでいただき有難うございました。
 
何かの参考になれば幸いです。
 
 
 
 
  プラグのやけ具合、その5です。
 
前書き込みでプラグのどの辺りをどの様に見るか、の続きになります。
今回はキャブレターのおさらい編も含めての書き込みです。
 
今回の書き込みは具体的に何処を見てどの様な対処をするか、ですね。
 
そのまえにキャブレターのおさらいを少し・・・・・
 
画像のキャブはミクニのTMと言うキャブレターで大きさは28パイです。
 
画像の通りMJにSJは少し分かりにくいですが指している穴の中に入っています。
キャブレターによっては向き出しになっている物も多いです。
 
殆どのキャブレターがケイヒンかミクニのジェット類で適合すると思います。
最近はコピー品も多く出回っていますが殆ど国産の物が合います。
 
写真はキャブレターの下側にある蓋をとった状態です。
 
 
イメージ 1
 
このキャブレターは蓋側にフロートと言う浮きが付いているタイプです。
 
MJ、SJ共に取り外すしの時には専用の工具もしくは適合するドライバーを使う
ようにしましょう。
物が真鍮で出来ていますのですぐに曲がったり傷ついてたりしますので注意
しましょう。
 
真鍮は腐食しやすいので保管にも注意が必要ですね。
せっかく買い揃えたパーツですから大事に長く使いたいですね。
 
こちらの画像はアイドリングを調整するスクリューと大事なASです。
 
イメージ 2
 
私の場合はAS自体とASの回りをこの様にしてマジックなどで印を付けています。
マジックなのですぐに消えてしまいますが見やすいようにしています。
 
こちらは分解したところです、ニードルが付いている場所分かりますか?(笑)
 
イメージ 3
 
キャブのおさらいはこの位にしてプラグの焼けですが、私の場合はここを見ます。
 
イメージ 4
 
 
メインにな場所がDです、ここが世間で言うキツネ色になる部分です。
 
Dは主にMJの設定するのに見ますが前回の書き込みでも書きましたがなかなかキツネ色にはならないです。
 
町乗りには信号待ちもあるしいつも全開していませんので特にくすぶりやすいですね。
なので私の場合は1速から4速までフル加速の全開走行を2-3回やってプラグを掃除してからセッティングを始めます。
 
 
Cの部分は殆どが黒くくすぶっていますがアイドリングする町乗りには黒くてOKです。
逆にこの部分が焼けているのはSJが小さいかASの調整不良です。
おそらく焼けている人はエンジンブレーキをかけけると排気がパンパン音すると思います。
 
要するにハーフスロットル以下が薄いって事ですね。
 
 A、E、Bですがこの部分は世間的に言うと低中速域と言われていますが実際にはAとEはバルブの焼けと同じ感じに色付きするようです。
 
 
なのでDだけではなく他の場所もトータル的にみてやらないとエンジンブローの原因になります。
 
以外にDとAが良い色で低中速の加速等が良くてもEとBが真っ白って事も良くあるんです。
 
全開時の燃焼室の温度がネックですから好みもありますがこの場合MJだけではなくプラグの番号を上げる処置も必要になってきます。
 
細かな事を言うと全開時でもある一定の回転数だけ燃料が薄くなる現象も多々有ります。
 
これはJNなどの位置変しても解決しない部分もあります。
 
まぁ~テスターなどに乗ってみたいと分からない部分も有ると思います。
 
話それましたが・・・・
 
プラグはD部分を中心に焼け色を見て判断付かない時はAとEを見ながらMJのセッティングをしていきます。
 
ここで中速域も合わせて見て行きます。
 
中速域はJNのクリップ位置を合わせて行きますがMJがほぼ完全に決まってから
クリップ位置を変更して行き中速の加速等を見て行きます。
 
  ニードルの画像です。
 
イメージ 5
 
イメージ 6
 
 
写真は丁度クリップ位置が真中になっています。
 
この位置を基準にしてクリップを上げていくと燃料は薄くなり下げると濃くなって
いきます。
 
中速域で息継ぎなどが起きる場合は燃料が薄い場合が多いです、なのでこの時はクリップ位置を下げて行きます。
 
息継ぎではなくボコ付き、もたつきなどは濃い場合が多いのでクリップを下げて行きます。
 
息継ぎとボコ付きの違いは文章では難しいですがスロットルを急激に開けた時もたつくのが息継ぎでスムーズにスロットルを開けて行ってももたつくのがボコ付きと言った感じでしょうか(笑)
 
この作業の繰り返しをしてMJ、JNのセッティングをプラグの焼けを見ながら行います。
 
セッティングは根気と同じ作業の繰り返しで出す感じでしょうか・・・・・
 
細部の注意事項等は次回書込みしたいと思います。
 
今回は少し長めの書き込みになりました(笑)
 
最後にヘッドの燃焼室とバルブの焼け状態です。
 
イメージ 7
 
  少しカブリ気味の燃焼室です。
 
イメージ 8
 
かなり良い感じの焼けですね。
 
あらら・・・・  容量オーバーになってしまいました。
 
  っと言う訳で・・・・・続く・・・・・・・
 
 
  
  プラグの見かた・・・その4です。
 
前回の書き込み画像でプラグの焼け方どの様に見えましたか?
 
とりあえず画像で説明を・・・・・
 
イメージ 1
 
プラグの焼けを見る場所です。
 
A、B、C、D、Eは無かった・・・・
 
Aはアースの電極で主に低速域から中速域の状態を見ると言われています。
Bはガイシと言われている部分で良くプラグがキツネ色と言われる部分がここなんです。
Cはアースの外周部分で低速域を見る場所と言われています。
Dは電極といわれる場所でAとこのDの間に火花が出てプラグが発火する訳ですね。
   
ざっと説明しましたが、それじゃ~何処がどーなったらキャブの何をいじれば良いの?
 
って事になりますよね(笑)
 
実際には、特に新品のプラグを使うとこの画像の様に焼けるまでかなりの距離を
走らないとダメです。
 
現実にプラグの焼けを見るのにはキツネ色なんでなかなかならないのが現実です。
ただ2サイクルは混合オイルが一緒に燃えるので4サイクルエンジンよりはかなり
早い段階でこの様にプラグが焼けてきます。
 
キツネ色は間違えでは有りませんがあまり現実的ではありません、そんなにすぐには長い距離走れないですから・・・・・
サーキットの様な場所なら有りえますがそれでもここまではすぐに焼けません。
 
それじゃ~何処をどの様に見て判断するのでしょう???
 
  この画像は・・・・・・
 
イメージ 2
 
 
このプラグはかなり良いセッティング状態のときの写真ですがプラグ自体は
ほぼ新品で距離をそれほど走っていません。
 
全然キツネ色じゃ無いですよね~。
 
一枚目の写真でCの部分はおおよそ黒ずんでいるのが正常です。
 
万が一ここがキツネ色だったり白っぽかったりしたら焼けすぎ、MJがちいさい可能盛大です。
 
街乗りではアイドリングや信号待ちなど停止する事おいですよね。
 
なのでCは黒くてもOKです、っと言うよりも黒くて当たり前です
 
じゃ~何処を見ればよいのでしょう・・・・・・  
 
 
  っと言う訳で・・・続きは次回です。