先日OH&ボアアップの依頼を受けて作業したのですが・・・・

今回も某メーカー??が販売している88ccボアアップキットの不具合が

有りましたので書き込みしたいと思います。

 

今回組んだキットは6V用でヘッド付の88ccボアアップキットです。

 

実際の不具合ですが・・・・

 

①付属するヘッドガスケットの問題・・・

 

まずこのキットに付属されているシリンダー形状はヘッドとの間に入れるガスケット

が厚手の物じゃないとダメなタイプなのですが。

ここ最近なのかは分かりませんが付属されて来たガスケットはメタルタイプ、要するにスチール製の薄い物でした。

画像左が今回付属のガスケット、右が本来使用する厚手ガスケット。

 

 

それでは、なぜダメなのか・・・

 

一番の問題はシリンダー上部面の形状とガスケットの形が合わないのでオイル漏れ

する可能性が大です。

スチール製の薄いガスケットでは入るはずのOリングが入りません。

普通スチール製のメタルと言われるガスケットを使用するシリンダー上部面は画像矢印の様にまっ平です。

 

所がミニ○モトシリンダーは・・・・

 

この形状です。

良く見るとOリングが入る溝が有ります。

溝の深さは厚手ガスケットを使ってOリングが調度入る深さになってます。

 

②ガスケットの形状。

 

付属されているメタルガスケットの形状も問題になります。

当ててみると分かるのですが上部画像の溝部分とガスケットの形状が合いません。

画像はとどちらもメタルガスケットですが・・・

見比べてみてください(笑)

 

 

違い分かりますかねー。

 

次回はこの辺りの話を書きたいとと思います。

 

ボアアップキットはどの様な種類が有りどの様な内容なのか・・・

 

まずボアアップキットとは?

 

ノーマル49ccから排気量をアップするためのキットで一般的な物では85cc位

までの物はシリンダー、ピストン、ガスケット等が付属されている物が多くあります。

これは続にライトボアアップと言われる物でノーマルシリンダーヘッドのままで

排気量のみをUPするキットです。

 

 

中にはシリンダーとピストンの他にハイカムが付属されている物もあります。

 

 

88ccでもライトボアアップキットは有りますが88からシリンダー、ピストン

以外にシリンダーヘッドが付属されている物のが有ります。

これは良く聞くピックバルブヘッドと言われるヘッドで加えてハイカムが付属

されているボアアップキットです。

 

 

一般的にライトボアアップキットを装着すすると排気量、使用するマフラーや

キャブレター等にもよりますがノーマルだと今まで60キロ位が限界だったのが

排気量等で変わりますが+10-20キロ程度のスピードが出る感じです。

 

ビックバルルブヘッド付のキットを装着するとさらにパワーとトルク、スピードが

出る感じです。

ビックバルブヘッド付の88ccキットでは一般的に90キロが壁だと言われて

いる様です。

 

ビックバルブヘッドにも色々な種類やバージョンが有りそのヘッドによって

パワーの出方が変わります。

一般的なヘッドはSTDヘッドと言われて見かけがノーマルチックな感じの

ヘッドです。

 

メーカーによって形状や呼び名が変わりますが他にはスーパーヘッドと

言われる物やダイナヘッド、SEヘッド、ハイスペックになるとDOHCヘッド

なども有ります。

 

ボアアップキットはメーカーや排気量、バージョン等によって費用が大きく

変わります。

これからボアアップ等を考えられている方は費用と何処までやるかによって

選択が変わるかと思います。

 

 

 

 

新しいカテゴリー、最初の記事です。

 

現在ノーマルエンジンで物足りなさを感じてボアアップ等を考えられている方。

ノーマルでスピードが出ない、車の流れに乗れなく危険を感じる。

出だしも遅く上り坂ではスピードも出ない・・・・等々。

 

皆さんまず最初に考える事はマフラー交換、キャブレター交換、CDI交換等だと

思います。

次にエンジンのボアアップと言う感じかと思います。

今回のテーマはエンジンボアアップについて書きたいと思います。

 

法律違反をしたく無い等の方には49ccのままでピストンとカムシャフトを交換する

だけのチューニング方法もあります。

これはハイコンプピストンと言われる物に交換して、要するに圧縮比を上げるのみでパワーを得る方法です。

これにハイカムを入れればさらにパワーアップが期待出来きる感じです。

 

今回の記事はボアアップ、要するに49ccから排気量を上げてパワーアップを

する方法について書いてみたいと思います。

 

ますずボアアップする排気量の種類。

 

一般的なボアアップキットでは49ccノーマルから72cc、75cc、80cc、

85cc、88ccと言うキットが多く出回っています。

特殊な物だと武川のスカットと言うキットで106ccと言う物もあります。

ここまではノーマル腰下でノーマルクランクシャフトのまま腰上パーツの交換で

のボアアップ方法です。

(腰下とはシリンダーをのぞく下の部分、腰上とはシリンダーを含む上の部分です)

 

武川スカット106ccは特殊ですが腰下をノーマルのままでのボアアップでは88cc

が限界です。

これはシリンダー下部の出っ張り筒、スリープと言いますが、このスリーブが腰下の

クランクケースに収まりますがスリープ外形の収まる限界が52パイシリンダーまで

なので88ccが限界の排気量になるわけです。

 

それではボアアップっとの内容、要するにどのようなパーツと種類が有るかです。

 

次回はこの辺りの事を書いてみたいと思います。