今回は前回気になったブログ記事の後半部分になります。
前回考察したように、渡辺麻友さんが総選挙順位が上がっていったのは本人の実力(人気)等+卒業等により上位メンバーがいなくなっていった事が要因で、不審な所はありません。
次にこのブロガーさんが持ち出した説が、渡辺麻友さんの順位は中国票に支えられていたというものでした…f^_^;
その根拠として、2016年の総選挙~同年の紅白選抜選挙~2017年の総選挙における渡辺麻友さんの順位に言及しています。
要約すると、海外から投票が出来ないとされている紅白選抜選挙の順位だけが4位で、その前後の海外からの投票が可能な総選挙が2位になっているのが根拠の一つだというのです。
これも一見すると正しいように思えますが……もし、紅白選抜選挙で順位を落としているのが渡辺麻友さんだけなら少しは根拠として一考に値するかもしれませんが、事実はそうではありません。
例えば指原さんも1位→2位→1位と紅白選抜では参加メンバー中、最大の投票数減少により2位になっています。
このブロガーさんの論理…『海外からの投票がない紅白選抜だけ順位を落とす=中国票の影響がある。』とするなら、それは指原さんにも当てはまる事になり渡辺さんのみに当てはまるものではありません。
2016年の指原さんはAKB総選挙を二連覇して三度目の1位になり、2013年に初めて1位になった時と違い、確固たる地位を築いて他のメンバーより頭一つ抜き出ていました。
しかし紅白選抜選挙では総選挙4位の山本彩さん敗れて2位になっています。
番狂わせの大きさで言えば、渡辺さんが4位になった事より指原さんが2位になった事の方が大きいでしょう。
それに総選挙1位の指原さんの上に山本彩さんがなれば総選挙2位の渡辺さんの順位も下がる事に不自然さはありません。
渡辺さんは島崎遥香さんに抜かれて4位になっていますが、この事も順位だけを見るだけでなく競う相手も考慮しなくてはなりません。
総選挙の後島崎遥香さんは卒業発表をしていて、紅白選抜選挙が最後の選挙だった事が島崎遥香さんの順位を上げることになった事は容易に想像出来ます。
そして2017年総選挙には紅白選抜選挙で、渡辺麻友さんの上位にいた山本彩さんも島崎遥香さんも参加メンバーにいないので自然と2位になっただけで、一連の順位変動に不自然さはありません。
今回はとりあえずこの辺で…