気になるブログ記事があったので、少し考察してみました。
気になったブログ記事の内容を簡単にまとめると…
①2014年のAKB総選挙で渡辺麻友さんが1位になった事がおかしい。
②渡辺麻友さんには中国票の力が大きく作用している。
要約すると上記の2点になります。
まず最初に自分は特にAKBのファンでもないですし、渡辺麻友さんや比較されている指原莉乃さんのファンでもありません。
①から考察してみましょう。
このブロガーさん論理は2014年以前の渡辺さんの順位から、渡辺麻友さんの順位は4位あたりが妥当で4位のメンバーが1位になる事はあり得ない!という内容です。
一見、正しく公正な見方に見えますが浅い考察ですね。
このブロガーさんは『順位』を理解していないか、自説に誘導するために自説に不利な事実を取り上げていないだけかと思います。
多くの『順位』は本人の実力もそうですが、もう一つ大きな要因によって決まります。
それは『競う相手』です。
例えばプロ野球のオールスターファン投票で毎年1位に選ばれていなかったA選手が、例年と同じような成績にもかかわらず1位になる事はあります。
それまでA選手より上位にいた選手が引退したり、別リーグに移籍したりしてA選手より上位の選手が投票を競う相手ではなくなればA選手が1位になるのは不審どころか、自然な成り行きでしょう。
総選挙の順位はメンバーの実力と選挙に参加している他のメンバーによって決まります。
2014年の総選挙参加メンバーを見れば分かりますが、過去の総選挙で渡辺麻友さんより上位だったのは、前年1位の指原さんと柏木さんの2人しかいません。
柏木さんも1回しか上位になれていないので、渡辺麻友さんより上位とするのは無理でしょう。
結論として、2014年時にランキングをつけるとするなら、前年1位の指原さんが1位で渡辺さんが2位…っていう分析が正しいと思います。
このブロガーさんも渡辺さんを4位相当としながら、指原さん以外のあと2人の名前を上げていません(笑)
何故なら、過去の順位から渡辺さんを4位相当とするなら、2~3位のメンバーが過去順位で渡辺さんを上回っていなければ、渡辺麻友さんを4位相当とする根拠がなくなるからです。
少し長くなったので、②の渡辺麻友さん中国票説については次回に考察してみましょう。