転院した数日はそのまま逝ってしまうのではないかと気が気ではなかったが、1日毎に少しずつ意識もハッキリしてきて、胸のゼィゼィした苦しさも取れてきたのにはビックリした


父の生命力の強さにただただ感服する私でした

元々病気の事を除けば身体はタフなんだろうな、骨太で割とずんぐりむっくりな体型で。


相変わらず口数の少ない父だから、面会に行っても特に感謝の言葉や、死にゆく者としての残したいであろう言葉などもなく、ほんっとうに家にいた時と変わらない笑


だから会話もね、話題に困ってしまうんだけど


食事は1ヶ月ほど点滴のみだった事と、食べ物を食べる事によって腫瘍を刺激しての出血が心配だった為、全てペースト状で出される事になった


3種類くらいのペーストおかずと、ほぼ固形物のないおかゆ


せっかくここでは何でも食べていいのに
これじゃあ楽しみもないな


今度下血したら輸血などの処置が出来ない為、様子見でのご飯だ


それでも口からの食べ物は久しぶりだったので少ない量だったけど一生懸命口に運んでいた


お父さん、食べたい物あったら何でも持ってくるから何かないの?


いや、ないなー、、


え、でも何かあるでしょ


う〜ん、わかんないな


そういうもんなの⁇


妹の時はアレが食べたい、ナニ買ってきてってリクエストがばっちりあったけど笑


私だったら食欲がなかったとしても、何口かしか食べれなかったとしても、アレが食べたいとか多分凄いいう気がする、、、


お父さん、お酒は好きでずっと晩酌してたけど、確かにご飯に関してはお母さんの出す食事をただ黙々と食べてたよね


アレがいい、コレが食べたいと言うのは元気な時もあまり聞いた事がないかも


それでも何か食べさせてあげたくてしょうがなく、何日かして手作りのご飯を持ち込んだりもしたけどあまり手をつけてなかったな。白身魚やササミや大根などを薄味にしてあんかけ風にしたりしたけど


ご飯はダメかぁ、、、と思い、メロンを切って持ってったらペロリと食べてくれた


やっぱり水分がある物を欲するんだね


お父さんが完食してる姿を見てるだけで本当に嬉しかったし、帰りの車の気分がまだ大丈夫と思える事が嬉しかった