それでもやりますか??中編 | 弥 高矢 演技の先生ってどんななの??

弥 高矢 演技の先生ってどんななの??

「無意識を解放し、
全てをさらけ出しても尚、魅力的」

心理学を応用した演技理論展開を元に
表現についてなんかを
だらだらと書いてます。


演技、ダンス、歌、
様々な表現から
自身の考え方、
取り組み方と日常を・・・・・。



日常8割ですけど。

役者を志す方は

「こんなに
大変だったんだ・・・。」

とか

「思ってたより
甘くなかった。」


って
始めたばかりの頃は
思うかもしれません。










心の何処かで

「結構簡単
なんじゃない???」

「所詮コネや金だし。」











っていう奢りや
油断に侮り・・・


少なからず
持っているんじゃないかな??



「今のオレは通用する。」

とか

「オレは役者に
向いているから
大丈夫。」

とか、
根拠のない自信・・・











まぁ・・・
オレもそうだったしね(笑)

実際なんでも
こなせてしまう方
だったし

努力しなくても
要領よく普通以上
だったから

生きる事に
張り合いがなかったし・・・・












そんなスカした
ヤナヤツだったよ。












だけどそんな

「今の自分ではダメ」
ってのを
深く切り刻む行為が

「弟1の絶望。」

なんです。











よく
生徒のみなさんから

「絶望しました。」

「まだまだだって思います。」

って聞きますが
その言葉に
嘘偽りはないと
思います。











だけどそれは
オレの言う

「弟1の絶望。」

とはちょっと違う。












なぜなら、
少しも変わって
いないのが
わかるから。




容姿も
性格も
演技力も・・・ね。











真に絶望したならば
変えて行かなければ
ならない。



その変化とは
今までの
自分を捨てて
生まれ変わるくらいの
レベルが
要求されるんだよね。










たとえば髪型を
ロングから
ショートにして
女の子から
ボーイッシュ路線に
変更するくらいの

「進化」

が必要になってくる。

だけどいつまでも

「今の自分」

に固執していたら

「火」

のまま
自分の勝手で
答えを選んだ


「変化」

であって

「進化」

ではないんだ。