こんにちは^_^





引き続き

「技術についての探求

3.運動(を司る)器官について」より



小さな音の強さで、正確さ、明確さ、
音の均一性、滑らかさを打ち出すことが
必要なあらゆる場合に、また特に
"jeu perle"(〈真珠のように美しい演奏〉)
の場合とか、p(ピアノ)、ノン・レガート
等々の場合に、指を、その本来の姿であるところの、独立して機能する
〈生きたメカニズム〉として
私は重視しますが、
それだけではありません。



それに加えてまたさまざまな場合、
たとえばカンティレーナ(抒情的歌謡的な器楽旋律)で非常に大きな、歌うような音が必要とされるときに、絶対的なレガートのため、
手が鍵盤にずっと固定されている(1秒たりとも鍵盤を離れることがない)場合、
別のことばで言えばー指の最大限の
打鍵動作
(もちろん手全体の力を借りての)が必要とされる場合で、しかもそこでは
鍵盤上で手全体を上げることによって
得られるような高さが、
絶対的なレガートのために
禁止されている場合にも、
その時の指を観察することをお奨めします

抜粋: ピアノ演奏芸術/ゲンリッヒ・ネイガウス 著

森松皓子 訳/音楽之友社





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