美しく染まった 今だけの奥揖斐の紅葉を楽しむ | シニアの の~んびり道草

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日頃の散歩や近場のドライブ、時には一晩泊りでぶらっと訪ね歩くことがある。そんな折、おお! これは綺麗だ、これは凄い、これは面白いと感嘆したり、感動したようなことを、思いつくまヽアルバム風に綴ってみる。

11月11日、色鮮やかに染まる奥揖斐の里山の紅葉を見てきた。ここは滋賀県境に近い、山深い地域である。

奥揖斐地方は私が住む西美濃の平野部よりも標高が500m程高い。この時期はそろそろ本格的な冬の到来に向けて、屋敷の周辺や田んぼや畑のあちらこちらで落ち葉や枯れ木が焚かれるのだが、この日は晴れて暖かな小春日和でそうした光景も見られなかった。今年は暖かい日が続き、紅葉は例年より一週間から十日ほど遅くなっている模様だ。



色とりどりに染まったカエデやブナなどの木々が山肌を色鮮やかに染める。主要地方道R40号山東本巣線(西美濃もみじ街道)の日坂峠付近のカーブ。


白いススキの穂と山の紅葉のコラボ。反対側(南側)は揖斐高原スキー場のゲレンデが広がっている。


今がピークで日の当たり具合で見え方も違い、山々はさまざまな表情を見せてくれる。日坂峠を越え、県道R274号(R40号につながる)揖斐高原線を揖斐川町坂内方面へ少し下ったカーブ。


標高約600mの揖斐高原スキー場のゲレンデ風景。今年もこのところの雪不足で営業休止、閉鎖になっている。


葉が落ち果実だけのカリン(花梨)と干し柿用の渋柿(揖斐高原スキー場の入り口で)


木々の紅葉と山一面のススキの穂が美しい(久瀬地区と春日地区を結ぶ関ヶ原八幡大規模林道で)


赤、黄 オレンジ…と燃えるような山肌が綺麗な峠のカーブ(久瀬地区と春日地区を結ぶ関ヶ原八幡大規模林道で)。


揖斐川支流粕川の渓流の紅葉、つるし柿用の渋柿と柚子(国見峠への入口に当たる春日美束[みつか])寺本集落で)。


近江と美濃を結ぶ県境の峠道、国見峠(標高846m)。国見峠之碑と案内碑文、教如上人御旧跡の案内板。ここは国見岳(1,183m)への登山口でもある。


国見峠から、眼下の国見岳リゾートスキー場越しに伊吹山地の貝月山(1,234m)を望む。澄んだ空気に寒さが混じり始め、少しづつ冬の足音も聞こえてきそうだ。


国見峠周辺の紅葉。ここは標高が高く既に落葉が始まっているが、紅葉前線は徐々に麓の集落へ降りて行く。



岐阜県揖斐郡揖斐川町日坂 揖斐高原周辺のMAP


岐阜県揖斐郡揖斐川町春日美束 国見峠周辺のMAP