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鳳凰堂の撮影ポイントである、北東方向(藤棚前)から鳳凰堂と阿字池を望む。阿字池の「阿」とは梵語の不生不滅を意味し、永遠の象徴としての極楽浄土を示す意という。修理では平安時代の建立時の姿に近づけるため、柱や扉の色を従来の鉛丹(えんたん)から赤みの深い丹土(につち)色に変更。塗り直しには、古びた感じがいいとの批判もあったが、平等院は「過去の修理でも塗り直されており、本来の姿を取り戻す意味もある。また丹土を塗ったほうが紫外線や風雨から守ることにつながる」とした。

改修前(フリー百科事典ウィキペディアから―2010.11撮影)の鳳凰堂で随分と印象が違って見える。

金色に輝く中堂屋根上の鳳凰。鳳凰堂の名の由来については中堂、左右の翼廊、尾廊が羽を広げた架空の鳥「鳳凰」に似ているためという説と中堂の屋根の上両端に付けられた鳳凰の像に因んでいるという二説があるらしい。

大棟の対の鳳凰を20倍ズームで撮る。オリジナルの鳳凰は鳳翔館内に展示されている。

南東側から望む。屋根瓦は落ち着いた古色仕上げとし、青銅製の鳳凰像に金箔を施した。また翼廊楼閣上の露盤宝珠、扉の釘隠し等も創建時の金色になり、極楽浄土を体現した絢爛な姿になった。

改修前(フリー百科事典ウィキペディアから―2006.5撮影)は、くすみなどの経年変化が現れたいかにも古びた感じだ。

「祝平等院鳳凰堂落成」の幟旗と南門前広場(右上)、表門前(右下)で拝観受付の順番を待つ拝観者の長い列。

宇治茶資料室などもある平等院表参道の様子(上)。土産は3種類のお茶(煎茶、抹茶、ほうじ茶)を使った茶団子田楽にした。

平成の大修理を終えた平等院鳳凰堂ビデオ
平等院MAP 京都府宇治市宇治蓮華116