麦秋…黄金色に実った麦畑 | シニアの の~んびり道草

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日頃の散歩や近場のドライブ、時には一晩泊りでぶらっと訪ね歩くことがある。そんな折、おお! これは綺麗だ、これは凄い、これは面白いと感嘆したり、感動したようなことを、思いつくまヽアルバム風に綴ってみる。

5月末から6月初めの頃は麦秋の季節だ。麦秋とは

麦の穂の熟す季節、麦の秋のことである。


麦秋には、麦が収穫期を迎えて黄金色に実るという 

意味がある一方で、初夏の訪れを指した季語として 

も使われたり、また、この言葉の秋には、作物を取り 

入れる、収穫するという意味が込められ、黄金色に 

色付いた麦の刈り取られる様子が感じとれる。


この時季は、暑くもなく寒くもない陽気で、しかも昼 

間の時間が一番長くドライブには絶好で、私の好き 

な時期だ。 

 

   ※撮影 2011.6.6 本巣市文殊上新村で



梅雨入りと重なるこの時期は、収穫作業を急がない 

と、小麦が雨に濡れて品質が低下してしまうため、

刈り取りは天候との勝負。これから、生産農家は

ンバインをフル稼働させて収穫作業に汗を流す忙

い日々が続く。

シニアの の~んびり道草-麦秋遠景


黄金色に実った麦畑と山の緑のコントラストがいい。
シニアの の~んびり道草-麦秋全景


昔は、米と麦の二毛作が普通で梅雨に入る前の麦 

畑はよく目にする光景だったが、最近ではあまり見 

かけなくなった。
シニアの の~んびり道草-麦秋畑全体


キラキラ輝く麦穂が風に揺れる様子は、いつ見ても 

心地よい。
シニアの の~んびり道草-麦秋穂拡大


麦は、かつては米との二毛作が出来る貴重な穀物 

だった。しかしながら麦の扱いは米の代用品といっ 

た感があり、「麦三日米二十日」(米は何日食べても 

いいが、麦は三日が限度)などという諺まである。
シニアの の~んびり道草-麦秋茎と穂