前回の続きの話です

 

 教師が持って行きたい方向性の「全体の問題」が

「振り子の1往復する時間は何によって変わるのか」だとします

 

 重さ・糸の長さ・振れ幅がそれぞれ異なる振り子を2つ並べて動かせてみせた際に、まず、何に注目して欲しいかを考えて問いかけてみます

 

「2つの振り子をよく見ましょう」

「動き」を比べてみて、何か気づいたことはありますか」

 

 振り子の「動き」に注目させてから、気づきを出させます

 これで、出て来る「気づき」にも方向性が

 

「振り子の振れる速さがちがう」

「片方は速くて、もう片方はゆっくり動いています」

 大多数の子は、振り子の動く速さの違いに気が付きました

 

 

 ここで、さらに焦点化させたいと考えました

「振り子の1往復する時間に、なぜ違いが出たのでしょうか

 これで、「重さ」「長さ」「振れ幅」が関係しているのではないかと、子どもたちからの発言が

 

 ここまでステップを踏んだ上で、いよいよ「個人の問題」を考えさせてみます

「原因がいくつか出ましたが、実際は、どうだと思う?

「自分の「問題」をノートにつくってみましょう」

 

 これでぼぼ、「全体の問題」にしたい大枠の中に、「個人の問題」も収まりました

 

 効果がありそうな教師の問いかけ(ステップ)が、少しは見えてきた気がします

 

注目させる

①やみくもに気づきを発見させる前に、事象のどこに注目して欲しいか考えて、言葉(キーワード)を考えて問いかける(ここでは振り子の「動き」)

 

原因への着目

②子どもたちの気づきを受けて、その「原因」を問う(どうしてこんな違いが出たの?)

 

個人の問題づくり

③最後に「個人の問題」づくりへ入らせる

 

 ほかには、どんな流し方があるのでしょうか?

 今年度もまた、自分で色々と試行錯誤して見つけていきたいと思います