扉はどこからでも開く~そこにいない人との出逢い。大阪中之島美術館にて。 | ひろ&れいこの公式ブログ『幸せのカタチ』    

扉はどこからでも開く~そこにいない人との出逢い。大阪中之島美術館にて。

恋愛と結婚、夫婦関係カウンセラー マダムれいこ

開運マスター ひろ健作です。

 

2月3日(土)、

夜も覚めやらぬまだ少し肌寒い朝。

私たちは仕事で大阪に出張しました。

 

いつものごとく仕事を終えると私たちは

観光らしいこともせず、家路へと急ぐの

ですが、今回はせっかくだから、と日航

ホテルまで羽根を伸ばしました。

 

3階弁慶の懐石ランチにしようとなり、

れいこは3段重ね弁当とまぐろ鍋スープ。

それなら私は違うものを、と牛肉のステ

ーキをいただくことにしました。

 

        三段重ね懐石ランチ

 

      石畳の上のステーキは絶品

 

前菜はふろふき大根、ほうれん草の煮つけ、ふぐ唐揚げ

 

これで終わりかと思いきや、

マグロとネギのお鍋が・・・・・・(3段重ね弁当に付属)

 

 

  デザートはうぐいす豆を擦った餅がこれまた絶品

 

お腹いっぱいになって

最高に満喫したところで・・・・・・

 

「せっかくだから名所・旧跡とか観る?」

「そうね」

 

そこで日航ホテルのスタッフに尋ね、

気軽に寄れる場所を教えてくれたのが

大阪中之島美術館

 

現代美術も含め、

印象派から岡本太郎まで

さまざまな芸術作品を展示してくれる

会場です。

 

美術館の構想自体は40年前にあったそう。

景気後退があるなどして着工が遅れ、

ようやく2023年にできたそうです。

 

コンペであまり知られない設計事務所が

担当。よくある美術館風ではなく、街に

溶け込むブラックボックス建築。

 

      まっ黒な箱に斬新な内部設計

 

表には、美術館を護る役目のヤノべケンジ

さん作『SHIPS・CAT(MUSE)』が目を

光らせている。

 

夜には目がLEDで光るそうで

何やらブリキのオモチャのような

いでたちだ。

 

岡本太郎は大阪万博で太陽の塔を

造ったが、現代風に洗練された

ネコはあちらこちらで灯台の

ように見守っているという。

 

美術館の中では新進写真家の

木原結花さんという方の作品が

飾られていた。

 

    そこにいるはずの居ない人物を創造

 

これは関西・大阪21世紀協会と

美術館が共同で主催する関西新進の

アーティストを紹介する展示会で、

何かの痕跡を表現するアートを紹介

するものだった。

 

サポートは唯一無二のハイテク時計を

発表するリシャール・ミル

 

世界最高の素材で、

世界のどこにもない最高のF1時計を

作る。

 

14本限定で1億という値段でも

売れるシロモノだ。

 

そのリシャール・ミルが

サポートしているという点でも

興味を持った。

 

 

私たちが訪れたとき、

木原結花さんの作品(映像・写真・オブジェ)

がそこに存在していた。

 

私(ひろ)は、展示スタッフの女性と

話していくうち、そこにいたはずの

木原結花さん自身もいないではないか

と気づいた。

 

そこからインスピレーションを沸かして

あらたな創造作品を即興で描いた。

 

私なりのインスタレーション(空間を

含めた芸術作品)だ。

 

私にはわかった。

彼女が自分の居場所をそこに探し、

いない人と重ね合わせていることを。

 

だから私も彼女を身近に感じ、

即興で描いたイラストをスタッフさんに

手渡した。

 

本人に伝わるかどうかもわからず。

私の身元を明かさずに。

くわしい解説記事はnote

 

  インスタレーションを描いたインスタレーション

 

なにげに立ち寄った場所でも、

考えようによっては新しい自分を

発見する旅になる。

 

フランスを訪れると

周りの景色に彩られ、

新鮮な自分へと変わっていく

という話をマダム・フィガロや

エルジャポンで読むことがある。

 

 

そんな想いをはせながら、

大阪の地を後にした。