私は、介護老人保健施設で長く勤め、

今は自費リハビリの事業を行いながら、

特別養護老人ホームにも非常勤で勤務しています。

 

私が関わらせていただいて車椅子を使用されている方は、

脳梗塞や脳出血で歩くことが困難になった方や、

高齢となり、病気や怪我なのどのきっかけで

自力で歩くことが難しくなった方や、

認知症が進行し動くことが困難になった方々です。

 

車椅子を選んだり、

座り心地を調整したり、

快適に過ごせるようになるためのあれこれについて、

今日は書きたいと思います♿

 

 

車椅子は、そもそもずっと座っているものとして、

作られていないと学びました。

 

特にスリング式といって、

(多くの車椅子がこの作りになっています)

お尻の部分や背もたれの部分が布製で、

たわみができます。

そのたわみによって、

身体が傾くとその傾きがより強くなりやすいので、

自力で姿勢を直せない方にとっては、

厳しい作りとなっています。

 

キャンプなどで使う折りたたみの椅子に、

ずっと一日中座ったまま過ごしていることを考えると、

想像しやすいでしょうか?

 

ですので、どうするのかというと、

たわみがひどい時や、

たわみの影響を強く受けている場合などに、

たわみの部分に段ボールを重ねて、

まっ平になるようにして、

その上に車いす用のクッションを敷いて、

座っていただいたりしました。

この場合、車椅子の高さが高くなるので、

車椅子自体を低く調整できるものか、

使う方が背の高い方に限られましたが。

 

 

車椅子クッションについては、

座る時間がある程度長い場合には、

使った方が間違いなくいいと思います。

福祉用具の業者の方に頼むと、

いくつか試せるものを

持って来てくれることもあるので、

是非、聞いてみると良いかと思います(^_^)

 

 

 

あと、最近に多いのは、

背もたれが途中から後ろに角度がついているものです。

車椅子を手を使って操作する場合に、

手が当たらないように、

角度がついているそうです。

ただ、これの困った点がありまして、

重症度の高い方などは、

その背もたれへの寄りかかりが強くなり、

ずっこけた姿勢や

顔が上を向くような姿勢になりやすいのです。

ですので、私は、

背もたれのカバーをはがして、

タオルを三角になるようにたたんで、

上の方に留まるようにしたりしました。

場合によっては、

ひもで固定したりすることもあります。

 

下記のもの訂正させてください<(_ _)>

最後に、フットパット

フットレストという言い方に慣れていますが、

フットパットというそうです💦

フットパットという用語について

再度当たっているのですが、

辿り着けない状況です。

今後、一般的に使用されている

フットレスト、フットサポートとさせていただきます。

失礼いたしました<(_ _)>

 

フットレストは、

その高さは、調整できるものがほとんどなので、

座っている時に、膝が曲がり過ぎていないか、

足裏がきちんと着いているかを確認して、

高さを調整してください。

これが合ってないこと少なくないです( ;∀;)

 

 

今日は、3つほど、車椅子のあれこれについて

書かせていただきました。

まだまだ書きたいことが出て来ましたが、

いずれかの機会にしたいと思います。

 

 

「そうだ!国際福祉機器展に行こう!!」

のホームページができました!!

是非、見てみてくださ~い('◇')ゞ

そうだ!国際福祉機器展に行こう!! (tunagu-hito.com)

 

いわきも梅雨入りしたようです☔

ジメジメと上手に付き合っていきましょうねえ。

今週もステキな一週間となりますように(^^♪

 

リハビリセンターReborn  リハビリセンターReborn (reborn-iwaki.com)